あやうくデジカメを無くしてしまうところでした。
いつも水をもらっている「深代にぎわいの里」で井戸水を汲んだ時のこと。携えていたデジカメを駐車場隅にある水汲み場脇の石の上に置いて、そのまま水の入った容器だけを持って帰宅してしまったのです。
すぐに気がつき、アセってにぎわいの里に戻りましたが、石の上にデジカメはなし。野菜を売るレジに行って、女の人にわけを話すと、拾得物のリストを調べてくれました。が、届いていないとのこと。15分ほどの間に、消えてどこかへ行ってしまったようです。
まいった。最近、撮った写真はバックアップしていないし、何よりデジカメのない日々は考えられません。すぐに新しいのを買うしかないのかなあ……などと考えながら、ワインを買いに別の店へ。
1時間後、念のために――というか、未練がふっきれなくて、もう一度、にぎわいの里へ。
水汲み場周辺をしつこく探すと、何かの鍵がひとつ、落ちていました。が、デジカメはなし。
その鍵をもって店の中に入り、まず、落とし物として届け、さらに「デジカメ、ありませんでしたでしょうか?」と、今度は別の女性に訊いてみました。
その女性は鍵をもって店の奥に入り、しばらくしてから、貫禄のあるオジさん店員と戻ってきました。そして、オジさん店員の手には私のデジカメが!
いつ、どうやって届けられたのか、詳しいことはわかりませんでしたが、ともかく、カメラが戻って、良かった、良かった。愛着がありますからねえ~。