今朝(2月6日)のWSJの記事で目を引いたのが、トレーダーたちの間で米連銀の政策金利引上げ時期が今年の終わり頃から来年になるではないか?という観測が広がっているというものだった。
下のグラフはFED Funds rate先物価格から割り出した金利引上げ予想時期だ。
少し前までは大方が今年の中頃には米連銀が金利引上げに動くという予想が多かった。ここにきて金利引上げが後ずれすると予想する理由は、金利引上げで更にドル高が進むと米国の輸出企業のダメージが大きくなるので、連銀は金利引上げを遅らせるというものだ。
また原油価格が多少反発したとはいえ、低水準にあることも大きな理由だろう。
もし雇用統計や賃金統計の数字を踏まえて、連銀の金利引上げ時期が後ずれするという見方が投資家全体に広がってくると、より高いリターンを求めて、資金が米国からアジアへ動く(12月に米国に還流した資金が1月にはまたアジアに戻っている)流れが加速する可能性が高い。
お金の流れは眼には見えないが、金利の差を求めて目まぐるしく変わる。それに乗るのも一興、傍観するのも一興である。