金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

オリンパスEM-1で晩秋の京都を撮る

2015年12月07日 | 写真

先週末京都に旅しました。12月初旬のこの時期は暦上は初冬というべきなのでしょうが、まだ紅葉が残っていますので、気分は晩秋です。

タクシーの運転手さんによると今年の紅葉はイマイチということでしたが、カメラの力を借りて美しい紅葉を撮ることにしました。

この写真は知恩院・経蔵での朝の紅葉の写真です。この写真をフェイスブックにアップしたところ「すごくきれい。やっぱり紅葉は京都ですね」というコメントを頂きました。でもこの写真には裏があります。この写真は露出補正をプラスにして明るめの写真を撮っているので、実物より色鮮やかな紅葉が写っていると思います。どこまでが「真」でどこからが「虚」なのか悩むところですが・・・・

きれいな紅葉を撮るには、露出補正やISO感度の調整を行うと良いと思います。露出補正は簡単で効果の高い方法だと思います。ただしiAutoでは露出補正が使えませんのでプログラム撮影や絞り優先撮影を使います。

背景をぼかして手前の楓の葉を浮かび上がらせてみました。

ポイントは絞りを開放値に近づけてぼかしを効かす、手前の楓にピントをきっちり合わせることです。ピントをきっちり合わせるには、マニュアルフォーカスかオートフォーカス+マニュアルフォーカスモードを使います。

オートフォーカスで撮ると背景に焦点が合ってしまい、前の楓を浮かび上がらせることが困難な場合が多いと思います。

愛宕山直下の岩の上に立つ登山仲間を逆光の中で撮ってみました。

被写体が黒潰れするのを承知の写真です。でもインパクトのある写真だと思います。

被写体の明暗差が大きいところでは、HDR機能を使って露出補正の異なる画像をカメラ内で自動合成した写真を撮ります。

写真は知恩院の大梵鐘ですが、暗い鐘楼の中と鐘をくっきり写すにはHDRは役に立ちました。

デジタル一眼カメラはひと手間加えることで一層美しい写真をとることができる旅の伴侶です。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

晩秋の京都~知恩院・東福寺・伏見稲荷~

2015年12月07日 | 旅行記

12月6日(日曜日)曇。前日泊まった和順会館を8時半に出て、まず目の前の知恩院を参拝しました。

圧倒的なスケール感を持つ「三門」(前日夕刻撮影)をくぐり、境内を進みます。

経蔵の脇の紅葉がきれいでした。

一番奥の御廟手前から境内を振り返ります。

よく手入れされた蜜柑がたわわに実っていました。

反対側に進み、梵鐘を見学します。

除夜の鐘で有名な大梵鐘です。

9時過ぎに和順会館に戻り、美女3名とオジサン2人で京都半日の旅に出発です。

まず東福寺へ。京阪東福寺駅を降りると通天橋に向かう人の列が既にできています。

曇空で紅葉がくすんでいるので少し露出補正をして鮮やかな色を出してみました。

東福寺駅に戻り、電車で二駅の伏見稲荷へ。電車の中」で大阪の実家に向かうHさんと別れました。

伏見稲荷ではまず参道の食堂で「うずらの焼き鳥・にしんそば+ビールで昼食(鯖寿司を食べた人もいました)。

少し骨のある鶉をガリガリ食べます。鶉は伏見稲荷の名物です。

それから伏見稲荷の千本鳥居を目指します。

神社の朱色の拝殿・鳥居は写真になります。

千本鳥居は山の上まで続いているようですが、帰りの時間もあるので、途中で引き返しました。

神社を守るキツネはよく見るとかなり怖い顔をしています。キツネは稲を食い荒らすネズミを退治するということで、農業神のお稲荷様のお使いになったのでしょうが、お稲荷様はヒンズー教の荼枳尼天という神様と習合したと言われています。

荼枳尼天は人の屍肉を食うという恐ろしい神様ですから、キツネの顔も恐いのでしょう。

お稲荷様は平和そのものです。

伏見稲荷からはJR奈良線で京都駅に出て、2時45分の新幹線に乗りました。

短いけれど充実した京都半日旅行でした。

でも今の

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬の京都の旅は愛宕神社詣でから

2015年12月07日 | 

12月4日(土曜日)快晴。東京・名古屋・関西方面から総勢12名の山仲間が集合して京都西部の愛宕山(924m)に登りました。

JR嵯峨嵐山駅からタクシーで表登山道の出発点(清滝)に向かいます。登山開始は午前10時です。

鳥居をくぐると直ぐ急な坂道が始まります。大勢の登山客に混じって登っていきます。登山道脇には〇〇/40という表示があり、どれ位登ってきたか?がすぐわかります。

途中桂川が見える景色の良いところがあります。12時過ぎに黒門通過。

ここに40/40という標識があるのですが、愛宕神社まではまだ登りが続きます。

12時20分愛宕神社到着。この神社は防火を掌る全国約900の愛宕神社の総本社です。私が育った京都・岩倉では集落の人々が交替で毎夜「愛宕さん」(愛宕権現でしょうか)を祀る小社に燈明を供える習慣があったことを思い出しました。

集落の繋がりが薄くなったことや火事が減ったことでいつの間にかなくなったようですが。神社下の休憩所でランチ。寒暖計を見ると気温は2度です。名古屋組が持参したラーメン・ホットウイスキーで体が温まりました。

下りは月輪寺経由の路を取りました。途中京都盆地を一望する岩の上に立ちました。

「月輪寺」については「がつりん」と読むのか?「げつりん」と読むのか?ウンチクを傾けながら歩いていましたが、お寺に到着すると「つきのわでら」と書いてありました。月輪寺到着は午後2時10分です。

百聞は一見にしかず、ですね。(笑)

月輪寺には小さなな犬が偉そうに吠えていました。

月輪寺から少し下るとシダの群生に出会いました。少し色補正をして緑を強調すると幻想的な写真が撮れました。

15時15分高雄分岐到着。予定では高雄まで歩くつもりでしたが、時間がかかりそうなので清滝に戻ることにしました。

15時40分清滝バス停到着。呼んでおいたタクシーに分乗して、地下鉄天神川駅に向かいました(タクシー料金は2500円前後)。

京都の裏山ともいうべき愛宕山ですが、固い岩で構成された山は中々歩きごたえがありました。冬に登るのに良い山ですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする