金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

フラッグシップ機を持つという楽しみ

2015年12月08日 | 写真

カメラについて多くを語る経験や見識はありません。しかし最近友人から「新しいデジタル一眼を買おうと思うのだけれど何が良いですか?」と聞かれた時、私は迷わず自分が使っているオリンパスOM-D E-M1を推奨しました。

「どのカメラが良いか?」ということは、何をどんな状況で撮影してどのようにアウトプットするか?よって違ってくると思います。

美しい風景を撮って、ポスター大の印刷をするのであれば、フルサイズの一眼レフが良いと思います。

しかし私のように「山に持って行って、風雨に見舞われる可能性のある状況下で、写真を撮り、主にブログやフェイスブックにアップする。プリントは精々A4版程度」というのであれば、私はオリンパスOM-D E-M1を推奨したいと思っています。

まずフォーサーズなので画質という点では、フルサイズはもとよりAPS-cカメラにも劣ると思います(思いますというのはフルサイズカメラを使ったことがないので・・・)。

しかし軽さ=取り回しの良さと安さの点ではフォーサーズ機に軍配は上がります。

山に持って行くいくには軽さは大きなポイントですし、防塵・防滴性も重要なポイントです。E-M1はこれらの条件を満たしたカメラです。

次にフォーサーズ機の中でなぜ最上級機種のE-M1を選ぶのか?という点です。一つは防塵・防滴性に優れているということがあるのですが、もう一つはそのカテゴリーの中では一番良い機種を使いたいというこだわりです。

今のデジタルカメラには色々な機能があり、高速で動く鳥や多様な夜景撮影まで技術を極めると色々な被写体を多様な表現方法で撮ることが可能です。

私はまだカメラの持っている多様な能力の一部しか活用していませんが、色々な可能性を試すことには興味を挑戦中です。どこまでできるは分りませんが、ポテンシャルの高いカメラの方が挑戦の遣り甲斐はあります。

ということでポテンシャルの高いE-M1を選びました。オリンパスにはほぼ同じ価格帯のMarkⅡという機種があります。その違いについては、その道に詳しい人が色々比較をしていますが、私にはよく分りません。

しかし、フォーサーズ機というカテゴリーの中で最上級機種を持ち、「言い訳のできない(カメラのせいにできない)状況を作り、勉強しながら、良い写真に挑戦する」ということは楽しいことだ、と私は思っています。E-M1の懐は深く、挑戦するに値するカメラでしょう。

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グーグル自動運転車、低速運転で警告を受ける~でも安全?

2015年12月08日 | ニュース

日本では文部科学省が来年度90億円の予算を要求して、人工知能研究拠点AIPセンターを作る予定でそのトップ人事が大詰めを迎えているそうです。

一方アメリカではグーグルが既に2百万マイル(約360km)以上のドライバー付自動運転車の走行テストを行い、17件の小さなハプニングincidentには巻き込まれましたが、一度も事故を起こしたことはないということです。

その小さなハプニングの一つが、制限速度35マイル(56キロ)の道路を24マイル(39キロ)で走っていて警官に止められたというものでした。

グーグルによると「低速運転の方がシステム開発が簡単」「25マイルという低速運転の方が35マイルという高速運転より燃料の消費量が半分で済む」ということです。

また自動運転車はパトカー等緊急車両の警告ランプを感知して、安全を確認するまで停止する仕組みを供えているということです。

またグーグルは先週自動運転車が歩行者にドアやリアバンパーの警告灯やロボットの手を使ってサインを送る仕組みでパテントを取ったということです。

自動運転車の速度はまだ遅くても、グーグルの人工知能を搭載した自動運転車は確実に進歩しています。グーグル恐るべしですね。

 

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【イディオム】Steer clear of ジャンクボンドのデフォルト増という警鐘

2015年12月08日 | 英語・経済

Steer clear of ~は「~を避ける。~に近づかない」というイディオムだ。WSJのThe stock market is missing the warning from junk「株式市場はジャンクボンド市場の警告を聞き漏らしている」という記事の中に次の一文があった。

Investors are steering clear of new bonds from riskiest high-yield companies with triple-C credit ratings.

「投資家は最もリスクが高い信用格付けトリプルCクラスの高利回りの新発債を避けている」という意味だ。

Steerは「舵を取る」という意味でsteer clear of~は、~を避けるという意味になる。

長年ジャンクボンドを研究しているニューヨーク大学のAltman教授によると、ジャンクボンド債のデフォルト率の上昇は、過去の経験では株価の下落とリセッションの前兆になっていた、ということだ。

11月15日時点のジャンクボンドのデフォルト率は2.6%で年初の2.1%から上昇している。のレベルは過去30年の平均デフォルト率3.8%よりは低いが、Altman教授は来年のデフォルト率は4.3%に急騰すると予測している。

デフォルト懸念はジャンクボンド債の価格を低下させるので、ジャンクボンドのトータルリターンは低下し、現時点で今年のパフォーマンスは-2.7%で、S&P500の3.6%を大きく下回っている。

ジャンクボンドの信用懸念が高まっている大きな原因は、原油・天然ガスの価格下落である。

この先ジャンクボンドのデフォルト率がリーマンショック時のように10%を越える水準に達するかどうかは不明だ。だがエネルギー価格と連銀の金利引上げがジャンクボンド市場の逆風であることは間違いない。

ジャンクボンド市場が鳴らす警鐘にも注意しておこう。

★   ★   ★

最近出版した電子本

「海外トレッキングで役に立つ80の英語」

「インフレ時代の人生設計術」 B00UA2T3VK

「人生の山坂の登り方・降り方」 http://www.amazon.co.jp/ebook/dp/B00LYDWVPO/

「英語の慣用表現集」 http://www.amazon.co.jp/ebook/dp/B00LMU9SQE/

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