3連休は友人の先輩が持っている苗場のリゾートマンションに泊めて頂き春スキーを満喫した。1日目(土曜日)と3日目(月曜日)は快晴で2日目は激しく雪が降るという春らしい天気の変わりようだった。
写真は苗場スキー場最上部の筍山頂上付近から撮影した苗場山(中央のテーブル上の山)と神楽峰(右側)。2日目に神楽スキー場に行った時は吹雪でとても神楽峰まで登る気は起きなかったが、この天気ならシールを着けて1時間ほど歩き、神楽峰まで行きたかったと思う。
3日目の筍山は新雪が積もり中々面白い状態だった。
ボーダーや小さいお子さんが急斜面に飛び込んでくるのが、筍山ゲレンデの特徴だ。
似たような斜面に八方尾根の黒菱があるが、こちらはほとんど大人の腕に自信のある?スキーヤーが滑っている。
小さい時から急斜面に慣れて、スキーの腕を磨くことは良いことだ。
苗場スキー場はシニアスキーヤーより、若者やファミリー層が目立つ。大変良いことである。
苗場スキー場の正面に見える白い山は平標山だ。50代の頃の春この山の山頂までシールで登り、正面に見える白い斜面(ヤカイ沢)を滑り降りたことがある。
湯沢に戻る乗り合いバスに平標登山口から山スキーを抱えた単独登山者が乗ってきたので、懐かしくなり「平標山ですか?ヤカイ沢ですか?」と聞いた。「時間切れで平標の上まで行けず、樹林帯を滑ってきました」という答。
苗場スキー場の華やかさも楽しいが一人で登る平標山のブナ林や谷川連峰の絶景を想像すると思わず胸が熱くなった。
私はもう平標山にスキー登山をすることはないと思うが、経験は感動を追体験させた。