金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

往復はがき印刷で一苦労

2017年12月04日 | うんちく・小ネタ

高校時代の同期会幹事を引き受けている。新年の1月下旬に同期会を開催するので、案内を出すことになった。2/3位の人はメールアドレスが分かっているので、メールをBCCで一括発信した。これはいたって簡単。

次にメールアドレスが分からない人には往復はがきで案内を送ることにして、郵便局に往復はがきを買いに行った。「往復はがき10枚下さい」というと所長さんらしき人(小さな局である)が保存庫から往復はがきを出してきた。

「往復はがきって需要が少ないのだな」と思った。

次にワードを立ち上げて、はがき作成に入った。「差し込み印刷」⇒「はがき印刷」⇒「宛名面の作成」⇒「往復はがき」の順で進むと良い。

ただしアドインアプリケーションに「はがき宛名面印刷ウィザード」が入っていない場合は起動しないので、Wordのオプションからウイザードを追加する必要がある。

さて「往信面」(送り先・返信内容)ができたところで印刷に取り掛かったがこれが上手くいかない。往復はがきをプリンターマニュアルに従い、上段のトレーに入れたが、印刷は下段のトレー(A4用紙が入っている)から行われる。色々トライしてみたが上手くいかないので、キャノンのサポートデスクに電話した(私はMG6730を使っている)。

電話は比較的簡単に繋がり、応対にでた女性サポーターが色々アドバイスしてくれたが結局うまくいかなかった。昼食時になったので電話を切り、食事をした。その時ふっと「下のトレーに往復はがきを入れてみよう」と思いついた。

食後にその方法でトライすると無事印刷することができた。斯くして10枚の往復はがきの印刷を終えるのに2時間ほどかかった(はがきを買ってくる時間などを含めて)。個人の名前は個性豊かなので漢字転換にも時間がかかる。

それを横で見ていたワイフが「あら、同期会の案内をはがきで出しているの?私たちは全部メールよ」という。

ワイフとは2歳しか歳が違わないので、その間で大きなdigital divideがあるとは思えないが、私たちの同期会ではまだメーリングリストが揃っていないのが現状だ。

それにしてもデジタルとアナログではかくも手間とコストが違うのか!と実感した次第である。そんなことで往復はがきの利用は減っているのだろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「読む力を養え」教育の質向上論に賛成

2017年12月04日 | ライフプランニングファイル

今日(12月4日)の日経新聞(ネット版)に「AI時代、読む力を養え」という論説が出ていた。

政府は教育の無償化よりも質を教育の質を高めることに力を入れるべきだという主張だ。

例として中高生に出題されたRS(リーディングスキル)テストの問題と正解率が出ていた。テストで問われているのは、知識ではなく、正確に日本語を理解する能力だが、正解率の低さに少し驚いた。

「読む力を養え」という主張には賛成だ。

更に言えば「記述する力」の涵養にも力を入れて欲しいと思う。記述する力がないと質問や疑問のポイントを整理することができない。

会議や取引先との交渉の内容を仲間と共有していくには、文章化するという作業がある。

文章化されることで、人は情報や概念を共有化して社会を発展させていくことができる。

そのためには、誰が読んでも同じ解釈をする文章を書く力が必要なのだ。これは良くできた電気製品のマニュアルを想起すれば理解できる。

「読む力」と「書く力」を鍛える教育、つまり基本的な国語力の涵養が大事なのだ。読む力が身についていると生涯学習を続けることができる。

書く力が身についていると自分の考えをまとめ、人に伝えることができる。それがコミュニケーションの始まりなのだ。

これは人工知能の時代になっても変わりはない。

学習し続ける能力、すなわちメタ学習力を高めないとこれからの社会に対応することはできない。その基礎となるのが基本的な国語力なのである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする