大手スーパーの中でイオンを使うことが多い。近くにイオンの大型ショッピングモールがあるからだ。イオンの株主になると購入額の3%のキャッシュバックがあるので、イオンの株も保有しているからイオンの動向には関心がある。
そのイオンが米国の電子商取引関連のスタートアップ・ボックスドに数十億円の出資を決めた。関係者はディールの詳細を明らかにしていないが、5月中旬にはクロージングを迎えるとWSJは報じていた。
記事によると、ボックスドはイオンのロジスティクス改善やオンラインショッパーに「次の買い物を推薦する」機能を強化するために、チームを派遣するということだ。
イオンのネットスーパーではワインなどを購入することがあるので、オンラインショッピング機能が強化されることは歓迎だ。
そしてショッピング機能を改善する一歩として、メンバーIDの決め方を変えて欲しいと思う。
アマゾンなどでは自分の電子メールアドレスをIDとしているが、イオンではお仕着せのアルファベット・数字の組み合わせがIDとして与えられる。簡単に覚えられえない(覚えるほど頻繁に買い物をしていない)ので、中々イオンのネットスーパーを使わないのである。
サービスを提供する側としては、お仕着せのIDを与える方が便利かもしれないが、ユーザとしては自分の電子メールアドレスの方が使い勝手が良いに決まっている。
イオンが本気でオンラインショッピングを拡大しようと考えるなら、ユーザ目線で使い易さを追求することから始める必要がある。