今週日曜日(3月24日)赤城山塊の地蔵岳(1,674m)に登った。
この日の当初の登山計画は「丸沼高原スキー場から日光白根山を往復する」というものだったが、丸沼高原スキー場に到着すると強風でゴンドラが動いていない。いつ動くか分からないので、急きょ天気が良さそうな赤城山に車を回すことにした。
赤城山というのは八ヶ岳と同じく山塊の名称で赤城山というピークはない。山塊の最高峰は黒檜山(1,828m)だが、大沼に到着して黒檜山を見たところ暗雲に覆われ風も強いので、南側の地蔵岳に登ることにした。地蔵岳には一等三角点があり(黒檜山は三等三角点)ある意味では赤城山塊を代表する山ともいうことができる。
さて正午に車を停めた大洞の駐車場から登山開始。夏道は硬い雪に覆われていたので私は軽アイゼンを着けた。急登45分で電波塔が立つ地蔵岳を目の前に見る肩に到着。ここからは15分ほどで山頂に到着した。
頂上は風が強く寒いので肩まで戻って休憩することにした。
頂上直下の堅雪の斜面は広々として気持ちが良い。雪山に来てよかったと思う。
肩で一休みしていると黒檜山の雲が瞬間的に切れて頂上を見ることができた。
駐車場に戻ったのは1時半頃。短いけれど中々充実した雪山登山を味わうことができた。