昨日(3月22日)の米国株は、ドイツの購買担当者景気指数が大幅に落ち込み欧州景気の悪化が鮮明になったこと、それを受けて長短国債金利の逆転減少が発生したことから大幅に下落した。
ダウは460ポイント1.77%の下落で、S&P500、ナスダックとも1.9%下落した。
グラフは少し前の米国国債の利回りを示したものだが、2年債の利回りが5年債など中期債の利回りを上回っていた。
昨日は10年債の利回りも2年債以下となった。
長短金利の逆転は景気悪化の予兆なので株の大幅下落を招いた。
今週半ばに連銀が先々の景気減速を見越して政策金利の年内据え置きを示唆したことも景気悪化不安をかきたてた。
1月以降ラリーを続けてきた米国株相場の雲行きが怪しくなってきた。