今朝(5月13日)の読売新聞朝刊に東京の各自治体の特別定額給付金の支給開始時期がでていた。
自治体は国のお金を支払う訳だから、支給時期の違いは事務処理体制の違いによると考えらえる。
ちなみに私が住んでいる西東京市については記事では未定になっているが、市のHPでは「申請受付後10日程度で支払います」となっている。逐次処理を行うはずだから、市のHPの方が正確な表現だろう。
ところで記事をみて思い出したのだが、特別給付金をオンラインで申請した時、申請書にファックス番号を記入する欄があり驚いたことを思い出した。
インターネットで申請し、しかも電子メールアドレスまで書いているのに何故ファックス番号まで書く必要があるのか?と思う。市役所(いや国かな?)の言い分としては、恐らく口座番号等不明なことがあった場合の照会用ですということなのだろうが、そんな時は電子メールで照会すれば良いと思うのだが如何なものだろうか?
ついでにいうと氏名と銀行口座番号が分かる証憑書類をアップロードして欲しいという要求もおかしいと思う。
私は何年も税務署に所得税の還付申請を行っているが、銀行口座を記入して送るだけで証憑書類をアップロードしたことなどない。還付にしろ給付にしろお金を受け取る側は正しい口座番号を伝える義務があり、誤った情報によりコストが発生する場合はそれを負う義務があるいことは明白である。
市役所側としては「申請者の口座番号が正しいかどうかチェックする」ということなのだろうが、余計なお世話だろう。「申請者の方が正しい口座番号を記入されていない場合は給付金の支払時期が遅れまた送金組戻し等の手数料を差し引く場合があります」と但し書きをしておけばよいのである。
そんなことをしているから時間がかかってしまうのである。