金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

コロナで変わったこと①~美術展が予約制でかつ高くなった

2021年10月15日 | うんちく・小ネタ
 コロナで変わったことって色々ありますよね。
 その一つが美術展が予約制になり、オンラインチケットが一般化し、かつ入場料が高くなったことです。
 私は今月下旬に東京国立博物館で「最澄と天台宗のすべて」を観るべく今日予約しましたが、2,100円(前売)という入場料の高さには少々びっくりしました。この美術展は特に高いのですが、その他の展覧会もジリジリと高くなっていると感じました。
 予約制にして入場者の数を絞ることとコロナの影響で観客の足が遠のいているので客単価を上げて総収入の維持を図るということなのですね。
 鑑賞者側としても押し合いへし合いの美術鑑賞は御免ですから、この変化は悪いこととは思いません。
 しかし美術展で2千円超えは高いと思いました。お布施料も入っているのでしょうか?
 ペーパーレス(前売り券なし)のオンラインチケットは便利なのでしょうが、どこのサイト(美術館ナビなど)で予約したのか忘れてしまう危険性なきにしもあらずです。まあ今のところそれ程美術展の予約が多いわけではないので杞憂ですが・・・
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好決算、失業保険申請減、金利低下の三拍子で株価スパイク(急上昇)

2021年10月15日 | 投資
 昨日(10月15日)の米国株は、ダウ・S&P500・ナスダックとの1.6%を超える株高となった。直前日から突出した高値をスパイク(ハイ)というが昨日はまさにスパイクが入った感じだ。S&P500は今年3月以降で最大の上げ幅だった。
 株価は一様に上昇するのではなく、ダラダラした相場の中でスパイクが入り、一気にレンジが変わることがある。このスパイクを逃すとしばらく株式投資に戻り難くなるので、下げ相場やダラダラ相場にも我慢して耐えている意味があるのだ。
 さて昨日のスパイクは、好決算発表が続いたこと、新規失業申請数が293千件と事前予想318千人を下回ったこと、10年債利回りが0.1%近く下落して1.52%に低下したことという株価のプラス材料が3つ揃ったことによる。
 決算では銀行の好決算が目立った。金融セクターは事前予想を22%上回る利益を上げている。S&P500全体でも一昨日までに発表された四半期決算ベースで一株当たり利益は予想を11.7%上回っている(クレディスイスによる)。
 新規失業保険申請件数が30万件を切ったのはコロナウイルス感染危機が始まってから初めてのこと。
 長期金利の低下でマイクロソフト、アルファベットなどハイテク銘柄が上昇したこともインデックスの押し上げ要因だった。
 繰り返しになるが、株価の急激な反発は予想は不可能だ。この反発を逃さない方法は投資を続けているしかないのである。

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