今日本の学生の間で、ChatGPTがどれ位普及しているかは知らないが、もし私が学生であれば宿題のためにかなり使っていた可能性がある。
ChatGPTがどれ位実力があるのか、二次方程式を解かせてみた。
問題はx^2+6x-3=0 のxを求めるというもの。
ChatGPTはたちまち「解の公式」を示し、それに基づいて、x=-3±2√3という正解をだした。
なお出題者の意図は、この問題については「解の公式」ではなく「平方完成」で解いて欲しかったようだ。つまり-3を右辺に移項し、さらに方程式の両辺に9を加え、x^2+6x+9=12とする。これは(x+3)^2=12だからx+3=√12=2√3となる。という具合に。
なお今回「方程式を解きなさい」という命令(プロンプト)は英語で書いた。以前もう少し簡単な方程式を解く命令を日本語で出したところ間違ったので、英語環境の方が人工知能が勉強を重ねているだろうと判断して英語で命令を書いた次第だ。
今度機会があれば高校入試問題にChatGDPを挑戦させてみよう。