ChatGPTの話題を目にすることが多い日々ですが、実際の生活やビジネスに活用している人は多いのでしょうか?
私はマイクロソフトの検索エンジンBingとChatGPTの組み合わせをレストランの検索などに使ったことがありますが、通常の検索エンジンに較べて格段に便利だったとは思いません。
一方私がChatGPTの能力と使い勝手を高く評価しているのは、言語能力の高さと正確さです。GPTはGenerative Pre-trained Transformerの略でGerativeは「生成文法」と訳されています。細かい説明は省略するとして、この人工知能の根底に英語や日本語の文法に対する深い理解が横たわっていることは間違いありません。
時々事実認識に誤りがあるChatGPTですが、私は文法問題については過ちは極めて少ないだろうと考えています。なぜならそれがこの人工知能の生命線だからです。
さて前置きが長くなりましたが、私はこの前提に立って、外国人向けの日本語教材をChatGPTで作成しています。
たとえば毎月の日にちの読み方の英語日本語の対比表の作成です。
毎月1日のことを日本語では「ついたち」2日のことを「ふつか」と言いますね。これを「ひらがな」「ローマ字」で表にしてほしいという命令を出すと
ChatGPTはほぼ瞬時に表にしてくれました(実際には加工しやすいようにCSVに出力し、エクセルで加工しています)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/98/c3733aeb22f4dcce8301923324bc2c1d.png?1677971039)
このような英語・日本語の対比表を作るような作業ではほぼ正確な仕事を人間の何倍もの速度で仕上げてくれるのが、ChatGPTです。使い方によってはかなり役に立つツールですね。