金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

長年取引のある証券会社から郵政株の勧誘。顧客マインドを無視した営業では駄目だな。

2021年10月24日 | 投資
 先日長年取引のあるO証券会社から「日本郵政株の売り出しがあるのですが如何ですか?」という勧誘の電話があった。
 この証券会社とは10年以上も前仕事上のお付き合いで口座を開き、米国株(アルファベットやマイクロソフト)を置きっぱなしにしている。頻繁に売り買いして口銭を落とす客ではないので証券会社からするとオイシイお客でないことは間違いはないが、キャピタルゲイン目的で長期投資を行っている投資家に目先の多少の配当が期待できる程度のボロ株を推奨してくるとは困った証券会社である。
 別に書くほどの話ではないと思っていたが、たまたま来週初めに株価が決まり4日後に政府が売り出すという記事を見たので小言を書くことにした。
 郵政株は上場した2015年の株価1,999円を一度も超えることができず最近の株価はその半値以下のところをウロウロしているようだ。
 将来的に見ても郵便物は減るし、銀行・保険とも明るい材料はない。成長企業に投資して長期的にキャピタルゲインを狙うという私の投資スタンスから見れば逆さに振っても郵政株など買うことはないのだが、どうして証券会社は勧誘の電話をかけてくるのだろう?
 取引内容から顧客属性をプロファイルしていないという以外にない。こんなことではこの証券会社の先行きも暗そうだな。
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