昨日から始まった新しい年の日本語ボランティア教室。私は先月末にモロッコから来日した中年の男性のレッスンを担当することになりました。彼の奥さんは日本人ということですが、自宅では英語で話をして日本語は使わないということです。したがって彼の日本語は「おはようございます」「ありがとうございます」レベルです。
私がまず最初に伝えたことは「Google Lensを使って日本語を英語に訳してみる」ということでした。
使い方はとても簡単で、スマートフォンのGoogle検索バーの右にあるカメラアイコンをクリックしてGoogle Lensを起動します。そうすると「カメラで検索しましょう」という画面が出てきます。次にカメラマークをクリックします。
そして画面下の翻訳・文字・検索・・などの中の翻訳をクリックして翻訳したい文字か文章にカメラを向けます。そしてカメラマークをタップすると日本語が英語に翻訳されて出現します(最初に元の言語と翻訳する言語を設定しておきます)。
もし翻訳された音声を聞きたい場合は「聴く」をタップすると音声を聴くことができますし、翻訳した文章をダウンロードしたり、メールなどで共有することも可能です。
このGoogle Lens、使い方によってはかなり外国語の独習に役に立つと思いました。
実はこのモロッコ人の男性、日本の語学学校で英語教師になりたいそうです。だから日本語は初めてでも「言語というものの勉強方法」については一家言あるかもしれません。昨日はGoogle Lensの使い方を感心しながら聞いていて自宅で試してみると言っていました。来週再開した時、Google Lensが語学教師の仕事を脅かす可能性がないかどうか聞いてみようか?と考えています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます