Zoom講演の準備（３）～Excel操作動画をパワーポイントに記録する

　今回の講演のテーマの一つは銀行・証券などの口座情報やアマゾンなどサブスクリプションをエクセルで管理するというものです。

　この手の情報をデータベース化する時、最初にあまり難しく考えると時間がかかり過ぎ嫌になってしまう可能性があります。

　私は手っ取り早く手あたり次第情報をエクセルシートに載せていくことをお奨めするつもりです。データの中に「重要性」「銀行・証券などの種別」「口座番号」「ウェブ番号」「暗証番号」「連絡先番号」「紛失時緊急連絡番号」などを書いていき、データが溜まったところで「重要性」や「種別」でソートをすれば良いと思います。

　またデータシートが横に長くなり過ぎることもあまり気にしなくても良いでしょう。印刷等アウトプットする時に必要な「列」だけ表示すれば良いのですから。

　この必要な列を表示する（必要でない列は表示しない）便利な機能が「アウトライン」という機能です。便利な機能ですが、エクセルを頻繁に使っていない人は知らないかもしれないので、講演会で紹介することにしました。

　ただし時間が余りそうな場合の一種の余興です。

　余興であれば「動画」が良いと思い、このエクセル操作を動画にすることにしました。

　エクセルなどの操作を動画にするには主に２つの方法があるでしょう。Windowsキー＋Gで「ゲームバー」という録画アプリを立ち上げる方法とパワーポイントの録画機能を使う方法です。

　今回はパワーポイントを使うことにしました。

　方法は操作を記録するためブランクのスライドを挿入し①、「挿入」②⇒「画面記録」③をクリックします。その前に操作するエクセルを開いておきます。

操作するエクセル画面が出てきて上に「オーディオ」「ポインターの録画」ボタンが出てきます。今回は操作を音声で説明するのでオーディオをオンにしました。

録画ボタンを押すとカウントダウンが始まります。カウントダウンが終わると録画が開始されるので、エクセルの操作を行います。

録画が始まるとコントロールドックは画面上部に消えます。

録画を停止する時はポインタを画面上部に持っていくか「Windowsキー＋Shiftキー +Qキー」を押して録画を終了します。

記録された録画がパワーポイント上に出現します。

以上です。

Zoomを使った講演では時々このような余興を入れるのも手かもしれませんね。