金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

カーポートの雪害、早くも保険金が出る

2014年03月20日 | うんちく・小ネタ
2月の中頃の大雪で自宅のカーポートの屋根が歪み、次の大雪ではひしゃげる危険性を感じた。
この話をFBに書くと、雪害は火災保険でカバーされますよ、というメールが届いたので、保険金を申請することにした。
保険会社から送ってきた保険金請求書に工事業者から取った見積と現場の写真を添えて申請していたところ、昨日保険金が振り込まれていた。

電話で照会でもあるかしらん?と思っていたが、そんなこともなくあっさりとしかも想定していたよりも早く保険金が送られてきたので、少々surprise。

世の中には、入っておくことがmustの保険と入らなくても良い保険がある。火災保険はmustの筆頭格だ。幸いなことに今まで火災保険のお世話になることはなかったが、今回は長年の掛け金の一部が戻ってきたなぁ、と変な感慨を覚えた。火災保険や自動車保険は滅多にお世話になることがないが、万一事故が起きると損害額は大きい(今回は例外)ことが多い。
だからmustの保険である。

ついでに私が入らなくても良い、と考えている保険の代表格は医療保険とリタイア後の高額な生命保険だ。医療保険についていうと、高額療養費制度があるので、支払う医療費の上限は限られている。だから差額ベット代を除けばそれほどの金額ではない。むしろ毎月の支払保険料を貯蓄しておく方が良いだろう。

ということは理屈では分かっているのだが、私は若い時のお付き合いであるカタカナ生保の「がん保険」に惰性で入り続けている。保険をやめた途端に保険事故が起きるのではないか?という全く科学的根拠のない懸念が頭をもたげるのである。

入ると止めにくいものだけに、医療保険への加入は慎重な判断が必要だ、というのは後知恵である。


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米連銀の金利引き上げ予想、早まると市場は予感

2014年03月20日 | 金融

昨日終了したFOMCで連銀は債券購入額を100億ドル削減して、毎月550億ドルとすると決定した。このピッチでいくと今年の秋には債券購入プログラムは終了する可能性がある。

記者会見でイエレン議長は政策金利の引き上げは、債券購入プログラム終了後6か月以内に行われる可能性があることを示唆した。もしそうだとすると、最初の利上げは従来市場が予想していたより早く2015年には行われる可能性がある。

また連銀の声明では金利引き上げの目処とされてきた失業率6.5%のウエイトを落とし、インフレ水準や雇用創造等広いレンジの要素を考慮することを明らかにした。

連銀の声明発表後米国株は急落。ドルは円に対して1%ほど上昇した。

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悪徳商法の影に秘密の印あり?ウソかマコトか?

2014年03月17日 | うんちく・小ネタ

今日(3月17日)消費者庁が発表したところによると、昨年1年間で訪問販売など消費者被害の金額は6兆円にのぼり被害件数は1,010万件になるという。6兆円という金額はGDPの1%強で日本の国防予算にほぼ匹敵する金額だ。

だが驚くのは金額よりも被害件数の1千万件という数字だ。これは国民13人に1人の割合。悪質商法の対象外と思われる子どもを除くと、10人に1人程度、3,4世帯に1世帯程度の割合で被害にあっている勘定だ。だが私の周りでは悪質商法の被害にあったという話は聞いたことがほとんどない。

どうも被害に合う人は一人で何回も被害に合っているようだ。少し前に山岳会の後輩のNさんから聞いた話だが、悪質商法を手掛ける連中の間では、引っかかりやすい人の家に仲間内だけでわかる目印をつけて、その家を狙って攻めているという。だから高額な布団を買わされた家は、次にシロアリ駆除業者に狙われ、次に新聞集金詐欺に騙される・・・という負の連環にはまるということらしい。

アラビアンナイトのアリババと40人の盗賊の中に盗賊たちがアリババの家に印をつけて襲う準備をするという挿話があるが、それを思い出すような話だ。

家の外回りのどこかに悪質商法仲間だけがわかる目印をつけておくという話が本当なのかまやかしなのか私には分らない。しかし1人で複数回被害に合う人がいるというのは事実だから「あの人は、あそこの家は騙しやすい」という情報が、悪質商法仲間の間で共有されていることは間違いないことだろう。

幸いなことに我が家にはほとんど訪問販売はやってこないが、もし頻繁に怪しげな訪問販売がくるような事態になれば、家の周りを調べて変な印がつけられていないかどうか調べてみようと私は考えている。

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早春の京都、スキマ時間で歩いた南禅寺界隈

2014年03月17日 | 旅行記

昨日の日曜日(3月16日)、午後早い時間の新幹線で東京に戻る予定だったので、ぶらっとできるのは午前中だけだった。手頃なところで南禅寺界隈を歩いてみることにした。

河原町三条から地下鉄で蹴上駅に行き、インクラインの下をくぐってしばらく歩くと金地院の前にでた。金地院の前を過ぎるとそこは南禅寺の参道である。

Nannzenji1

拝観料500円を払って三門(写真)の上に登ってみた。石川五右衛門が絶景かな、絶景かなと言ったという伝説が残る有名な三門だ。ちなみに前日東福寺に行った時は500円を惜しんで三門に登らなかった。京都で寺院を拝観すると「はい、こちらの庭で500円」「はい、こちらの三門で500円」と結構拝観料がかさむ。すべてを見て回るのは勿体ないのでselectiveにならざるを得ない。その中で私は南禅寺の三門は外すべきではないと思っている。

三門を降りて右手の木立の中にはいるとレンガ造りの水道橋が見える。「水路閣」というそうだ。

Suidoubasi

明治初期のレンガ造りの構築物と境内の景色が溶け合って美しい景観を作っていた。

この橋の上には今も水が流れていた。南禅寺境内を北上して再びその流れに出会い、流れに沿って1kmほど白河通まで歩いてバスに乗った。このあたりは人通りが少なく静かな散歩を楽しむことができる場所である。

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朝の京都はbudgetなパン食で

2014年03月17日 | 旅行記

京都旅行は新幹線+ホテルのパッケージで河原町三条のロイヤルホテルアンドスパに泊まっていた。河原町三条という場所は京都観光には非常に便利な場所だ。京阪電車に乗って南に行っても良いし、地下鉄東西線や市バスを使って東山方面あるいは少し足を延ばして醍醐などにも行き易い。夜は木屋町や麩屋町界隈のはやりの町屋レストランにも簡単に行くことができる。

さらにいうと朝はホテルの近くに美味しくてbudgetなベーカリーレストランがあるのも魅力の一つだ。

Sinsindo

今回は二日とも三条通の進々堂で朝食を食べた。サラダ+卵・ベーコン+コーヒー(おかわり自由)+パン(色々なchoiceあり)で650円程度とお手頃。

元々パン屋さんなのでパンは美味しい。

パン売り場で好きなパンを買って、飲み物をオーダーして店内で食べるという選択肢もある。

欠点があるとすれば、地元の人だけでなくツーリストの人気が高く、朝から混んでいることだ(開店は7時から)。一日目はスッと座ることができたが、日曜日の朝は少し待たされた。

ブログで紹介するとまた利用者が増えて混み合う可能性がある('_')とは思ったが、気に入ったので紹介する次第だ。

なお少し歩くと京都人には人気の高いイノダコーヒーの本店がある。朝からボリュームのある食事をしたいと思う人はこちらで「京の朝食」(1,200円)を食べるという選択肢もある。

いずれにせよ朝の京都は美味しいパン食からスタートするのが健康的で財布に優しいのである。

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