昨日、書いたワインの電話セールスの件。
今朝、P社のカスタマーセンターに電話し、ガルナッチャが入ってないことを告げました。
応答した方は、「販売を担当したNに確認し、そちらへご連絡差し上げます」。
間もなく、くだんのNさんから電話がありました。
「入ってなかったガルナッチャは別便でお届けします。代金・送料はサービスです」とのこと。
なぜ商品に抜かりがあったのか(調達先が別箇だったので、とかおっしゃってました)、腑に落ちない点はありますが、まずはこれにて落着。得しちゃったのかな?
昨日(日曜)の毎日新聞読書欄を見て、驚愕したこと。
大江健三郎さんの新著『晩年様式集(イン・レイト・スタイル)』(講談社)についての著者インタビューが載っているのですが、そこで大江さんはご自分の従来の文体について次のようにおっしゃる――
- 「曲がりくねった文章を読んでもらうことで、僕の考えを読者に共有してもらおうと思っていたのですが、そんな自分の文章に対する反省があります」
最近、宮沢賢治を読んでそう思われたのだとか――
- 「時代を超えた天才の文章です。この年齢(78歳)になってわかるなんて、恥ずかしいですが。(中略)自分を超えたリズムや明快さがあるのだと思いました」
それで、この『晩年様式集』は「リズムのある読みやすい文章」(重里徹也記者)になっているのだそうです。
うーむ、ノーベル賞作家に今になってこう言われてもねぇ……。
でも、気づいてすぐに対応できるところが素晴らしいともいえそう。「飼育」や「芽むしり仔撃ち」の頃のような文章になったのかなぁ。