秋晴れの良いお天気。
お昼前、用があって近くへ出たついでに、野川のほとりを散歩。水辺にミゾソバの花がたくさん咲いていました。
タデ科の一年草。水辺や湿地に生え、草の様子がソバに似ていることから命名されたようです。別名:ウシノヒタイは、葉っぱが牛の顔に似ていることから。
今回、初めて知ったことですが、古くからの民間薬「石田散薬」の原料なのだそうです。
ウィキペディアによれば石田散薬は「新選組の副長だった土方歳三の生家が製造、販売していた薬。骨折や打ち身、捻挫、筋肉痛、また切り傷等に効用があるとされていた。河童明神から製造方法を教わったという伝説がある」のだそうです。
多摩川の支流・浅川の岸に生えるミゾソバを刈り取って作っていた、なんてことを知るとなんだか親しみが湧いてきます(野川も多摩川の支流のひとつ)。