昨夜、テレビでNHKスペシャル「巨大穴・天坑――謎の地下世界に挑む」を観て、中国は奥が深いと感じました(11日深夜0時から再放送の予定だそうです)。
桂林と同じく中国南部の石灰岩地帯の奇妙な地形の話。最大で直径600メートル、深さ600メートルという巨大な穴が山中にあって、その底はまるで「ロストワールド」。周囲とはまったく違った生態系が形づくられているというのです。
穴の成因は、地下水脈が石灰岩を穿ち、地中に中空のドームが出来る。それが拡大して先端が地表に達し、薄い天井や壁が崩落したものと考えられているそうな。事実、穴の底に降りてみると、地下を激流がゴウゴウと流れていました。
番組は地下の流れをたどって、成因の仮説を確かめる部分が中心でしたが、今後は、温かい地下水のおかげで亜熱帯の気候となっているという穴の底の植物や動物のことを知りたいと思いました。南米ギアナ高地に負けない、不思議な生きものがいるのではないでしょうか。
今日の夕食はタケノコご飯。鉢植えで育てている山椒の木の芽をのせて、ホクホクと美味しくいただきました。
次はエンドウ豆のご飯が食べたい。よろしくお願いしますm(__)m
ただちょっと「川口浩探検隊」はいってましたね(^^;
しかし、石灰岩地帯はもとは海底だったわけで、そこが隆起して、また水が穴を掘って……。地球のいとなみは多彩ですねえ。
いずれにせよ、スケールの大きな特殊地形ですので、中国の研究者が必死で取り組んでいるようです。共同研究などができるといいですね。
例えばパンダの化石や目のない魚が新発見されたと報じていますが、これらは5年前にすでに発見されているのです。
ほかにもおかしいところがいろいろあるのですが放送の初めの部分を見落としてしまったことと記憶がボケてしまったので断言できません。
放送を録画してた方がいらしたらビデオテープをお借りしたいのでよろしくお願いします。
ここを訪れた時の旅行記を書いてありますので参考にご覧ください。
ビデオは残念ながら、私は録っていません。どなたかお持ちだといいのですが……。