惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

太陽の恵み

2006-03-20 20:46:48 | 日記・エッセイ・コラム

 朝は雲が多かったものの、だんだんと晴れ上がり、きれいな青空が広がりました。当然のことながら、その青空には太陽が輝き、地上に日の光が降りそそぎます。
 この日の光をなんとかできないものかと思ったのです。

 先日、ツバキ(春風)の苗を買ってきて庭の隅に植えたことは、この日記に書きました。植えた場所は南側の塀のそば。隣家の陰になっていて、朝のほんのわずかな時間を除くと、まるで日が射しません。
 日陰でも丈夫な種類をということでツバキを選んだのですが、それでも日光があるにこしたことはない。今日のようなよく晴れた日には「ああ、この光をあのツバキにもわけてやりたい」と思わずにはいられません。

 今日あたりが締切のはずの原稿があるのですが、そんな思いが頭の隅に湧くと、どんどん頭の中央にまでしゃしゃり出てきて「ああすればいいのじゃないか。こうもできるのではないか」と、いつの間にかそのことばかりを考えているのです。

 とうとうたまらなくなって、工作を始めてしまいました。
 段ボール紙に銀色のプラスチックシートを貼り付けて横長の反射板を作り、2階のベランダの手すりにしばりつけました。反射板の取り付け角度は手動で調整できるようにしてあります。
 これで太陽の光を塀際のツバキに浴びせてやろうという魂胆。

 結果は……。
 まったくダメというわけではありませんが、思いどおりの成果というほどでもない。プラスチックシートに皺があって乱反射するので、光が散乱します。あまりツバキにまで行きつかないのです。また、太陽はどんどん動くので、しょっちゅう角度を調整しなおさなくてはなりません。風が吹いた時のことも心配。

 仕事に集中すべき時に、こんなことをしていてはいけませんねえ。
 とはいうものの、どうすれば改善できるか、またあれこれと考えが湧いてきて……。


TVでスポーツ三昧

2006-03-19 21:02:48 | スポーツ
 WBCの対韓国戦はあるわ、ディープインパクトは走るわで、気ぜわしい午後。

 WBCは胸のすく快勝。7回表の素晴らしい集中攻撃で、これまでの鬱憤が一気に晴れました。上原投手も見事でした。ありがとう、王ジャパン!
 残る決勝戦ももちろん頑張ってもらいたいけれど、崖っぷちからの生還というか、崖をかなり落下してからの復活なので、ま、悔いの残らないようにのびのびとやってください。

 阪神大賞典3000メートルのディープインパクト。有馬記念と違って、今回は長い距離もまったく影響せず、気持ち良さそうにトップでゴールインでしたねぇ。
 第3コーナーに差しかかるあたりからぐんぐん前に行くので「いつもより、早いんじゃない?」と思いこそしたものの、心配は感じませんでした。走りたくて走る――そんな馬の気持ちが伝わってきました。
 この馬はあまりきっちりした調教で仕上げるよりも、大らかな走りをさせるのがいいのでしょうね。そのあたりがわかっている武豊騎手とは絶妙のコンビ。この先がますます楽しみです。


華燭の典

2006-03-18 20:45:50 | 日記・エッセイ・コラム
 表参道の青山ダイヤモンドホールにて倉阪鬼一郎さん桐生未月さんの結婚式および披露宴。

 ホールの3階に結婚式専用のチャペルがあり、お2人はそこでキリスト教の形式にのっとり挙式。
 倉阪さんをご存知の方はもとより、彼のホームページをご覧になった方はおわかりでしょうが、倉阪さんと縫いぐるみのミーコ姫(黒猫)は一心同体といってもいいような間柄。式でミーコ姫がどのような位置を占めるかという点が、かなりの関心を集めるものと思われました。

 で、実際はどうだったかといいますと、牧師様のもとで結婚の誓いを終えるまで、ミーコ姫は不在でした。ところが、新郎新婦退場という段になり、祭壇の前で振り向いた瞬間、ミーコ姫は倉阪さんの腕にしっかりと抱かれていたのです。しかも、白いヴェールまでつけて。
 最前列にいたご親族の男のお子さんがそれまで大事に彼女をお守りしていたようです。
 披露宴でもミーコ姫は新郎新婦のそばにずっと控え、お色直しも2人と一緒にしていました。ということは、つまり、今日の結婚式はミーコ姫のものでもあったのですね。

 ……以上は、ミーコ姫に着目しての報告ですが、倉阪さんたちの流儀と世間一般のやり方を見事にない混ぜにして、お2人ならではの式および披露宴に仕立てていたことに感銘を受けました。
 我々のテーブルに来て下さった倉阪さんのお父さんが「こんなことになるとは、夢のようです」と、感無量の表情だったのが忘れられません。それと、宴の最後に西崎憲さんが、くるりの「男の子と女の子」をギター弾き語りで歌ったのですが、これが絶品。腕と喉に覚えのある人がうらやましい。

 今日の宴でのスピーチや、倉阪さんにうかがったお話などから、お2人の出会いから結婚までのいきさつがだいたい見えてきましたが、ここでは省略。
 要は、本好きで、ネットで自分のことを語り、夏にSF大会へ出かけてゆく人たちにも素晴らしい出会いが待っているということです。
 本好きの人たちと、倉阪さんご夫妻に幸いあれ!


奇跡的

2006-03-17 20:07:13 | 日記・エッセイ・コラム

 メキシコ、偉い! 立派!

 すっかり諦めていただけに、WBCの準決勝への進出決定は大変嬉しかった。
 今度の韓国との対戦は三度目の正直。頑張れ、王ジャパン!

 昨夜は激しい風雨でした。雨戸を叩くというよりは、雨戸を殴りつけるような降りっぷり。文字どおり、春の嵐。

 一夜明けて、まだ風は残っているものの、青空が広がり気温も上がりました。野川沿いの桜のつぼみも、これでぐんと膨らんだようです。まだ先端が赤くなってはいないものの、このまま暖かいお日和が続けば、あと数日でほころびるのではないかしらん。
 春の訪れが急ピッチになってきたように思います。明日はミーコ姫関係のおめでた。


WBC

2006-03-16 20:11:09 | スポーツ
 正午からワールド・ベースボール・クラシック韓国対日本戦。

 ラジオで時折り経過を確認しながら仕事をしていたのですが、2‐0とリードされて迎えた9回裏はたまらなくなってテレビの前で応援。
 先頭打者の西岡選手がホームランを打ち、1点差とした時点では「いけるかな!」と力が入りました。1アウトの後、松中選手のヒット。「よし、もう少し!」。2アウトとなっても多村選手の当たりが良かったので、「まだまだ」。しかし……。

 準決勝進出の望みがまったく絶たれたわけではないようですが、でも、もう難しそう。アジア予選、2次リーグともに韓国チームの力に及ばなかったのが残念でした。
 あとは韓国の応援。それと、アメリカがどうなるかをしっかり見届けたいと思います。