ご近所で家を解体中。仕事場の窓から作業の様子がよく見えます。
解体にとりかかったのは昨日。朝一番に屋根瓦を剥がし、その後、ユンボがやって来てメリメリと本体を壊し始めました。
横付けにしたトラックに、柱や梁などを次々と積み込んで順調に作業が進行しているかに見えました。しかし、昨日いちにちでは終わらず、残りは今日に持ち越し。
普通の木造住宅なら1日で解体してしまうのではないでしょうか。しかし、昨夕、見てみると、このお宅は内部に大量のコンクリートブロックを使っていて、かなり頑丈な造りのようなのです。
で、今日は終わるのかと思いきや、夕刻になってもユンボは立ち去りません。作業終了後そっと見てみると、昨日見たブロックの奥にも、さらにブロックが積まれているようで、そのあたりはまだ手つかずといった状態なのです。かなり手を焼いているのではないでしょうか。
それにしても、なぜこれほどまでに頑丈な住宅を造ったのでしょう。外から見た時だけでは思いもよらない強固な内部。まるでトーチカのような印象さえあります。
家にはそれぞれ、人知れぬ個性があるのだなあと思い知らされました。