惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

自転車復活

2006-08-20 21:01:33 | 日記・エッセイ・コラム
 ノートパソコンの古いブラウザではブログのコメントが書き込めません。なので、エスねこさんからのコメントへの返答をここに書かせていただきますね。

 ファイルのバックアップには外付けハードディスクを使っていて、そんなに不自由を感じていなかったのですが、もしパソコンの初期化が必要になったりした時には大変。付属のユーティリティソフトにはシステム復旧機能があるようですが、横着をして導入していませんでした。
 お教えいただいたような方法が早く一般的になるといいなと思います。

 さて、今日はお昼前に神金自転車店に行って、修理の終わったクロスバイクを受け取りました。
 昨日の高千穂さんからの電話で「あれ? もしかしたら……」と思っていたとおり、壊れたシフトレバーは元通りの製品の新品に取り替わっています。しかも、リア用だけでなく、フロント用まで!

 倉庫に古い在庫が眠っていたとのこと。すごいなあ。さすが老舗の名店。

 乗ってみると、これが一昨日までオレの乗っていた自転車か、と驚くぐらい具合が良い。いや、15年前に買った時の乗り心地が戻ってきただけなのですが、長年使っているうちにあれこれ不具合がたまり、特にシフトレバーは重かったり、シンクロしなくなったりで、ほとんどあきらめの境地に達していたのです。それが、一気に元通りになったので、もう夢心地! カチ、カチと軽く確実にギアがチェンジできる幸せを味わいました。ありがとう、神金さん!

 ま、ママチャリ1台買えるくらいの修理費がかかったのですが、私は惜しいと思いませんね。新しいマディフォックスをまた手に入れたぐらいの感激がありますもの。
 これを機会に心を入れ替え、あちこち錆びたり古びたりしたところも磨いてやりたいと思います。
 高千穂さんに「伸び切っている!」と厳しく糾弾されたチェーンも交換用に新しいものを神金さんに頼んで譲ってもらいました(これもサンツアー純正! もちろんお金は払いました)。時間を作って交換しなくちゃ。


パソコン故障

2006-08-19 20:40:35 | 日記・エッセイ・コラム
 メインで使っているデスクトップパソコン(バイオMXS5)の電源が入らなくなりました。
 昨日、初めて症状が出たのですが、メーカーや販売店に連絡して騒いでいるうちに、突如、復調したので「ああ良かった」と思っていたら、今朝やはり……。今度は何度電源ケーブルを繋ぎ直しても、電源スイッチを押してもダメ。いや、もし復帰してもこんなに不安定では安心できません。ちょうど都心に出かける用があったので秋葉原の販売店へ持ち込むことにしました。

 本体10キロだけど何とかなるだろうと梱包して大きなバッグに詰めて電車で出かけましたが、いやあ、重かった。大汗かきました。
 ということで、しばらくはWindows98のノートパソコンで作業をしなければなりません。環境がアップデイトされてないし、安全対策も不充分なのでネット接続は最小限にしなくては。義理を欠くことがあるかもしれませんが、なにとぞご勘弁ください。

 秋葉原にパソコンを預けた後は銀座に出てワインを楽しみながら勉強するという「ヴィーア・ヴィーノ」の会に参加。南仏ピレネーとローヌ地方南部のワイン、白と赤を2種類ずついただいて、今や日本有数のワインの権威となられた宇都宮斉さんのお話をうかがうという美味しくて楽しい時間を過ごしました。

 ワインの酔いでいい気分になって帰宅すると、家内が「神金自転車さんから連絡がありましたよ」という。早くもシフトレバーの修理が終わったらしい。
 酔っているから明日にしようと思っていたら、高千穂遙さんから電話。神金さんで私のクロスバイクを見たらしい。惨状にあきれておりました。
 でも、いいんだ。オレはあの自転車が好きなんだから。


時代遅れ

2006-08-18 20:12:49 | 日記・エッセイ・コラム
 本日、水泳は以下の事情によりお休み。
 昨日、市民プールへ行く途中、乗っていたクロスバイクのシフトレバーが折れてしまった。15年も使い続けたので材質が疲弊したのでしょう。硬質プラスチックの寿命。
 ギアチェンジをしなければ、そのまま乗れるので昨日は泳いで帰ったのですが、愛着のある自転車なのでそのままにはしておけない。今日の夕方、ちょっと離れたところにある名門自転車店に持ち込みました。高千穂遙さん御用達の神金(じんがね)自転車店です。

 甲州街道沿いの本来のお店は改築中なので、裏通りの仮店舗で営業中。店のテーブルでは年季の入っていそうなお客さんが地図を書きながらツーリングの打ち合わせのようでした。

 店のオヤジさんに故障箇所の相談すると「これはねえ、どうするのがいちばんいいかなあ」と腕組みをしてあれこれ対処の仕方を考えてくれます。15年前のサンツアーのシフトレバーも、それとセットになったリアの7枚組みフリーホイールも、今は存在しません。店に在庫がある部品でなんとか辻褄を合わせてくれようとしているのです。

 「古いのの部品を取り替えて乗るより、本当はこういうのを買ってもらうのがいいんだけどなあ」と、オヤジさんはさりげなく、現在組み立てている自社ブランド「ペガサス」のスポルティフや街乗り用のお洒落なクロスバイクを示してくれますが、こちらとしては古いアラヤのマディフォックスを手ばなしたくないのです。
 「できれば乗り潰したいので……」というと、奥さんが「乗り潰す方がおカネがかかるのよねえ」。
 そうか、時代遅れのものを維持するのにはカネが掛かるのか。納得。

 結局、シマノのグリップ式シフトでやってみようということになり、それでお願いしてきました。2日ぐらいかかるらしい。


『クマムシ?!』

2006-08-17 20:48:15 | 本と雑誌
 時おり雨の降る、とても蒸し暑い一日。
 なので、夕方はしょうこりもなく市民プールへ。長距離泳、600メートル。合計850メートル。

 鈴木忠(あつし)『クマムシ?!――小さな怪物』(岩波科学ライブラリー)はわくわく楽しいクマムシ入門書。
 オビには「日本初のクマムシ本ついに誕生」とあります。つまり、全国のクマムシファンはこういう本が出るのを待ち焦がれていたのですね。そのことを編集部もよく知っているので、こういう惹句になったにちがいない。

 私見によれば、現在、動物界における2大スーパースターはクマムシとハダカデバネズミである。

 ハダカデバネズミの本はまだないようなので、とりあえずはチャールズ・ストロス『シンギュラリティ・スカイ』(金子浩訳、ハヤカワ文庫SF)に登場する「クリティック」なる珍妙な存在で気を紛らすしかない(でかいハダカデバネズミの格好をしているのです)。ま、関東の人ならば上野動物園に出かけて実物を見るという必殺手もありますが。

 待望のクマムシ本は、予想どおり、とても楽しい。
 著者はクマムシの研究家。昨春から1年間「コペンハーゲン大学動物学博物館で海産クマムシの卵形成を研究」とある。
 よほどクマムシが好きらしく、クマムシを愛する心が伝わってくる文章は読んでいてこちらもうれしくなる。絵もたくさんある。写真もいっぱいある。

 で、クマムシのことがよくわかるかというと……だいたいのことはわかるが、わからないことも多い。クマムシはそんな存在なのですね。わからないところまで含めて、クマムシは魅力的だ。
 人はどうしてこんなにクマムシに惹かれるのだろう?

 岩波書店のこのページでは、乾燥して「樽」になったクマムシが水をかけられて復活する様子や、愛らしい動きのムービーが見られます。


今日もプール

2006-08-16 20:41:51 | 日記・エッセイ・コラム
 朝からの雨がお昼頃にはあがって、「このまま降らないでいてくれるかなあ」と思っていたら、午後3時過ぎに激しいにわか雨。
 でも、そのあとはカラリと晴れ上がり青空が広がりました。

 なので、当然のことのように市民プールへ。
 今日は長距離泳、昨日と同じく600メートル。快調。
 その後、少し余裕があったので300メートル泳ぎ足して、計900メートル。もうちょっといけそうな気がしてきました。
 シーズンが終わる頃には、長距離泳800メートル、計1200メートルぐらいまでもってゆけるかなあ。