人気があるのは何といっても、カワセミ。ハクセキレイ、キセキレイもいます。岸の草むらにはカワラヒワ、スズメ、ムクドリなど。桜の木にコゲラがいることもあります。
この季節、岸をヒョコヒョコ歩いているのはツグミ。ヒヨドリと同じぐらいの大きさの冬鳥です。
今回は桑の木の枝で休んでいるところを写真に撮ってみました。歩いている時はスマートですが、こうやってじっとしてる時は羽根が膨れていますね。体が冷えないようにしているのでしょう。
子供の頃(半世紀以上も前のことです)、ツグミは罠で捕らえる小鳥の代表でした。
裏山の開けたところに枝と糸で作った罠をしかけ、木の実の餌でおびき寄せてつかまえるのです。町の小料理屋にもってゆくと買ってくれました。焼き鳥にして、客に出していたのだと思います。
あの頃は誰が野鳥を獲ってもおとがめはなかったなあ。牧歌的とも野蛮ともいえる時代ではありました。