コンテナで育てている白菜は、先月30日の写真よりもさらに葉が立ってきて、いよいよ今年こそきちんと巻いてくれそうな感じになってきました。
あの記事では「なぜ巻くか」というメカニズムに焦点を当てましたが、どう育てれば巻かせられるかには触れませんでした。
まだ、成功するかどうかわからない時点で判断するのもどうかと思いますが、今のところ、次の2つが大事だと考えています。
ひとつは、根が十分に伸びるだけの空間。つまり、大きなコンテナで育てること。初めてだった1昨年は8号(直径24センチ)の鉢で作りました。容量は5リットルぐらいでしょうか。
これでは全然足りません。一般に野菜は、花に比べ、土を多く必要とします。育ちきらずに巻かなかったのも当然。
昨年はひとまわり大きくしてみましたが、それでもダメでした。が、余分な苗を20リットルの角形コンテナに植えてあったところ、傷んでいたし、日当たりも悪かったのに、意外とよく育ち、巻ききる寸前までいったのです。
これを見て、大きなコンテナが良いと考えた次第。
今年は14リットルと20リットルのコンテナで育てているので、今のところ順調なのだと思います。
もうひとつは、養分。肥料をたくさん施しておく必要がありそうです。特に元肥が大事なように思います。
コンテナによって土の調合がやや違うのですが、栄養分の豊富なものが良い結果を出してくれているようです。
これらを参考に、来年はさらに上手く作りたいものだと考えています(まだ今年の分が収穫までいってないのに……)。
写真はシャクチリソバ。タデ科の多年草。
野生のソバというか、実はほとんどならないし、なっても食べられないとか。そのかわり、若芽が食用になるそうです。別名ヤサイソバ。あるいは、ヒマラヤソバ。
河原や空き地に生えていて、この時期、白い花を咲かせています。意外ときれい。