金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

湯の丸中年スノーハイキング

2009年02月15日 | 

2月14・15日に会社の連中と長野県・湯の丸山周辺にスノーハイキングに出かけた。湯の丸山は噴煙をあげる浅間山の北西にあるこんもりとした山で山麓に湯の丸スキー場がある。今回の登山はスキー場のある地蔵峠から湯の丸山と籠ノ登山を歩くというものだった。なお1ヶ月程前に計画を立てた時は、浅間外輪山の黒斑山を登る予定だったが、浅間山噴火で黒斑山は立ち入り禁止が続いている。このため近隣の二つの山を登ることにした。

14日(土曜日)午前7時30分に同行3名をJR武蔵野線・東所沢駅でピック・アップして、北軽井沢に向かう。湯ノ丸スキー場に直行するであれば、小諸ICが一番近いが、付近の山の情報を仕入れるため、ブルーベリーというペンションに立ち寄ることにしていた。ブルーベリーでスノーシューを借りる予定にしていたが、ご主人の話では昨日来の雨で新雪は融け、スノーシューはなくても良いというので、借りないことにした。天気予報より気象の変化が早く、幸いなことに午前中雨の予報は外れ、晴れ間が広がっている。気温は4月並の高さだが、風が強く登山の服装には悩むところだ。

関越自動車道の事故渋滞などで予定より遅れ、11時半頃湯の丸スキー場に到着。計画通り湯の丸山に登ることにする。4月並みの暖かさなので、私は雨具をアウターにする軽装で出発。リフトを一本登り(というかこの方面にはリフトは一本しかない)、そこから正午に登山開始。快適なスノーハイキングと言いたいところだが、ブルーベリーのご主人の話とは違い、湯の丸山への雪道は時々太股位までもぐることがしばしばあった。気温が高くて、雪が水っぽくなっているのだ。

Yunomaru1

湯の丸山に登っている人は山スキーを履いているか、スノーシューを履いている。つぼ足組は我々位だ。湯の丸山の南峰は風が強い。別のパーティの人が北峰の方が高いというので、北峰まで足を伸ばした。午後1時40分北峰到着(なお後で地図を見ると南峰2101m、北峰2098mで僅かながら南峯が高い)。こちらは風が穏やかなのでラーメンを作って食べる。

北峰の頂上からスキーで滑るパーティがいたので写真を撮らせていただく。

Yunomaruski

ブッシュが多そうだが、この近辺では一番スキーがつかえそうな山だ。

湯の丸山からはスキー場をはさんで翌日登る予定の籠ノ登山が見える。

Yunomarukudari

午後3時半スキー場の手前の休憩小屋で一休み。カメラのアスペクト比を16:9にして湯の丸山を撮った。今回持参したオリンパスE-30はアスペクト(縦横)比を変更することができる。16:9というのはパノラマ仕様だ。

Yunomaruyama2

15日(日曜日)も山は快晴。この日は昨日の雪道ズボズボの教訓を生かして、スノーシューをスキー場のレンタルショップで借りた。1500円である。この日も最初の登りはリフトで稼ぎ、9時半頃リフトの終点から池の平経由で東籠ノ登山を目指した。なお途中で夏道のない林の中を少しショートカットした。これはスノーシューの威力が出たところだ。しかし全体としてはこの日は雪が良く絞まり、トレースを外さない限りもぐることはなく、スノーシューがなくても籠ノ登山に登ることができた。(雪の状態は絶えず変化するので、使わなくてもアイゼン・スノーシューの用意はするべきだろう。)

10時40分頂上到着。噴煙を上げる浅間山がまじかに見える。

Asama

下山途中、昨日登った湯の丸山が見えた。

Yunoamruennbou_2

12時20分駐車場到着。3時間ほどの登山だったが同行の皆さん満足だったようだ。冬の暖かい日のスノーハイキングほど心を弾ませる楽しみは少ない。日本にはスノーハイキングに適した山が沢山ある。機会があればまたご紹介したいと思う。

コメント
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