今日(2月11日)は建国記念日で休み。休みを良いことに昨夜飲み過ぎたので朝起きたら体が重かった。こんな日はショック療法に限ると思いジムで多目に運動した。運動しているだけでは、時間が勿体ないので本を読むことにした。ジムの下の本屋を一回りして「デジカメに1000万画素はいらない」(たくき よしみつ・講談社現代新書)を買い、自転車を漕ぎながら読み切った。200頁弱の本を1時間で読んだからかなりの速度だが、この手の本には知っている話も多いので、ある程度飛ばし読みをする。役に立つところだけを拾えば良いと私は考えている。
今日役に立ったところは、非常に使いやすい無料の画像編集ソフトがあることを知ったことだ。名前はIrfan View(イーファンビュー)でオーストリアの学生(当時)が開発したということだ。
自宅に帰って早速ダウンロードしてみた。ダウンロードの方法は簡単でグーグルにIrfan Viewを検索すると日本語ダウンロードのページが出てくるので、インストラクションに従ってダウンロードを実行するだけだ。
私は実のところ余り撮影した写真を加工することが少ない。理由は「写真を撮る」ということはその場限りの真剣勝負のようなもので、後から編集ソフトを使って修正することは後出しジャンケンのようなものではないか?という古風な考えを持っているからだ。(無論トリミングや露出補正はしばしば行っているが、これは現像作業の範囲と考えている)
そんな訳で今まで画像編集ソフトには関心が低かったが、このIrfan View、使ってみると軽快に動く。軽快に動くということは頻繁に使う上で一番重要なことだろう。「デジカメに・・・」の著者は「デジカメ写真は撮った後サクッと動く画像ソフトを使ってサクッと直せばよい」とおっしゃている。
デジカメの写真をどこまで加工してよいかなどという神学論争はやめにして、Irfan Viewを使った加工写真をご披露しよう。これは昨年の冬雪の平林寺で撮影したものである。
上の写真は蝋梅に積もった雪を撮影した普通の写真だ。下の写真はIrfan Viewの中の渦巻きフィルターを使って加工したもの。けれんの技ではあるが、こんな機能も付いているということで紹介する次第である。