各地で竜巻が猛威をふるっている。15年ほど前竜巻を主題にした「ツイスター」というアメリカ映画を見たことがあった。あの頃は「竜巻というのは大気の状態が不安定なアメリカ南部の話」と思っていたが、今では日本でも日常的な現象になってきたので驚いている。
さて万一竜巻や突風にをあって家屋が破損された場合、火災保険でカバーされるのだろうか?ということは気になるところだ。保険契約の説明を見ると「風災、雹災、雪災」の場合も「火災、落雷、破裂、爆発」と同じように建物保険でカバーされているので問題はなさそうだ。
だが他にも気になることがあって念のために保険会社に電話で確認した。電話窓口は混んでいて少し待たされた(すみません、お忙しい時に不急の相談事で)。
「他に気になること」というのは、2,3年前の保険更新時に「水災」と「破損・汚損等」の場合の補償特約を外したことである。近くに池や川がないので「水災」リスクはないし、住宅地なので「車が飛び込んでくる」ような「破損」リスクはないと判断した次第。私の住んでいるところの地名は「田無」。水田耕作ができないほど水の便が悪いところなのだ。
ところがである。集中的な豪雨が降る近くの小学校のグラウンドが水浸しになり、我が家の方に押し寄せてくることがあった。少し盛土をしているので浸水することはなかったが、異常気象が続くと何が起こるか分からないという気がしてきた。道路やグラウンドの舗装で大量の水が排水溝に集中し溢れだす可能性が高まっているのだ。
特約を外して僅かな保険料を節約するより、特約を戻して安心を買おうと思ったが、保険会社によると、一度保険契約を解約して新規に契約し直す必要があるということだ。
面倒なので満期の来年2月までこのまま行くことにした。想定外の豪雨が降らないことを祈っている。