長年愛用していたパリミキで買ったメガネのフレームが可怪(おか)しくなった。
耳にかぶさる写真では灰色のゴムの部分た劣化して切れてきたのだ。瞬間接着剤で応急手当をしているがいつ終局を迎えてもおかしくない状態だ。このメガネを購入したのは日本橋のパリミキだがそこまで出かけるのは面倒なので、田無駅前アスタビルのメガネの愛眼に寄ってみた。できればレンズは残してフレームだけの交換をしたいと思いながら。
愛眼は少し前までそこそこの高価格帯路線を走っていたが今では価格帯をかなり下げている。
割としっかりした中年男性の店員さんがいたので色々話を聞きながら最終的にはフレーム+レンズ新品を買うことにした。
以下Q&A
Q「お宅のフレームの価格を見るとフレーム+レンズで例えば2.7万円とあるけれどこれは遠近両用でも同じ?」
A「同じです」
Q「視力は変わっていないので、今のレンズを活かしてフレームを交換することは可能?」
A「不可能じゃないですけれど、フレーム+レンズで新品を買うのと値段は変わりはありません。新しいフレームに手持ちのレンズを入れるのはお薦めできません。レンズを痛める可能性があります。これはお買いになったパリミキさんでも同じだと思います」
Q「フレーム+レンズで値段は表示されているけれど、上級レンズを入れると高くなるよね。そもそも値段によるレンズの違いは?厚さ?コーティング?」
A「上級のレンズを入れると高くなります。ワンランク上でプラス5千円です。価格によるレンズの違いは視野の横の歪みが大きいか小さいかです。値段の高いレンズは歪みが小さい。厚さやコーティングに変わりはありません。」(私が昔聞いた説明では厚さやコーティングに違いがあったが)
以上のような話を重ねて信頼できそうだ、と判断したのでフレーム+レンズ2.7万円で新品を購入。もっと安いセットもあるが、フレームの耐久力が弱いというのでこのセットを選んだ次第。
そう、私の場合フレームの耐久力がメガネ選択のポイントなのだ。山やサイクリングにスキーや釣りとアウトドアの使用が多い。汗、風雨、藪で引っ掛けるリスク等物理的なストレスは多いのだ。
少し高くてもフレームの耐久性を重視してメガネを選んだ。
人それぞれによってメガネを選ぶ時の基準は異なるだろう。私にような強度重視の人もいればおしゃれ感覚重視という人もいるだろう。
良いメガネ屋さんとはまずその人のライフスタイルを理解し、それに合うメガネを推奨してくれるメガネ屋さんだ、と思った次第。
さて新しいメガネが出来るのは一週間後だ。愛眼の本当の評価はその後に定まる。