金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

フェイスブックのメッセージ、便利です・・・が。

2013年11月05日 | デジタル・インターネット

インターネットが色々なことを便利にしていることは間違いない。今日こんなことがあった。

某トレッキング同好会の幹事(先輩)から「年末高尾山で恒例の打ち上げ登山をするけれど、高尾駅付近でかなりの人数が入ることができる飲み屋ありますか?」という質問がフェイスブックのメッセージで送られてきた。

確か日帰り温泉に入ってそこで飲んだことがあったな?と思い出したが店の名前がすぐに思い出せない。そこで自分のブログを検索して探してみると店の名前が分かった。名前は(どうでもいいけれど)「ふろっぴい」。店のURLをコピーしてフェイスブックのメッセージに貼り付けるとちゃんと画像がでてくる。

誠に便利だ。あと一ヶ月もすると忘年会のシーズン。フェイスブックのメッセージが飛び交うだろう。

便利だけれど若干拘束感がないわけではない。パソコンメールだと直ぐに返事しなくても先方がまだ見ていないのか?とのんびり構えてくれる可能性大だが、スマートフォンに飛んでくるフェイスブックのメッセージでは即答が求められるので時には軽い負担を感じることはある。

そう、現在はquick responseの時代である。Quick responseをしていないと段々相手にされなくなるというリスクを感じる人も多いのではないだろうか?

今私と同世代の人(55歳から67,8歳当たりの人)を見ると、フェイスブック(あるいは携帯メール)でのquick response派とそうでない人の二派に割と分かれてきた感じがする。「あの人は返事の遅い人ね」と仲間から認められれば案外気楽なのかもしれないが、quick responseを維持しようと思うとやらねばならないことがある。

Quick responseを維持するには、最低でも次の3つのことが大事だ。

1.身近にスマホやタブレット端末のようなディバイスを常に持っている。

2.質問や要求に対応できる情報を電子的に保持していて直ぐに取り出せる。

3.自分のスケジュール管理ができていて、迅速な調整が可能である。

この3つ、多少stressfulではある。

ところで明日の夜からしばらくネパールの山地に入る。昨年の経験ではトレッキング道の入り口の村までwifiネットワークが伸びていたが、それを超えるとインターネットから隔絶した世界だった。Quick responseに多少疲れた身としては、しばらくボーとしていたいので、良いチャンスだ。

だがひょっとするとWifiネットワークはもう少し奥地まで伸びている可能性はないだろうか?と思わないでもない。もしそうなれば桃源郷が狭くなった、と嘆くのは旅人のワガママに過ぎないのだろうが。

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源泉徴収届、税務署は親切に教えてくれました

2013年11月05日 | うんちく・小ネタ

日本相続学会が一般社団法人になって1ヶ月が経過。そろそろ内外の講師陣に講演料を支払う場面が発生する。学会には源泉徴収義務があり、源泉徴収した税金を税務署に収めなければならない。こんな手続は自営業の方であれば朝飯前のことなのだろうが、私のようなサラリーマンを長くやってきたものにとっては、税金を源泉徴収されることはあっても収めるという手続は初めてだ。

学会員の税理士さんにあらましの手続は聞いたが、少し腑に落ちないところがあったので、国税局に電話で確認した。何を確認したか?というと「届け出る税務署は登記上の所在地の所轄税務署でないといけないか?事務局の所在する場所の所轄税務署ではダメか?」という点だった。

結論を先にいうとOKである。本学会の登記上の所在地は千代田区で神田税務署が所轄の税務署になるが、そこへ出向くのが面倒なので、自宅に近くて確定申告で世話になっている東村山税務署に届け出ることにした。

東村山税務署で担当者に届け出(正確には「給与支払事務所等の開設・移転・廃止届出書」という)の件をいうと、最初は登記上の所在地の税務署に行って欲しいという回答だったが、電話相談でOKと言われたというとあっさり受理してくれた。

Application

枝葉末節の手続き論にこだわることを「お役所仕事」と揶揄することが多いが、本件に関して言うと税務署の対応はユーザフレンドリーだったと私は思う(もっとも最初に国税庁に電話で相談しないで、近くの税務署に行ったら押し戻されたかもしれないが)。

今日の教訓

「納税事務や手続に関して疑問に思うことやこうすりゃ便利だ、ということについては電話で国税庁に相談するとプラスになることがある」

もっとも一回限りの経験を普遍化するのは危険かもしれない。藪蛇という場合もあるかもしれない。

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