金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

少し手間がかかったnanacoのクレジット・チャージ

2014年10月10日 | デジタル・インターネット

コンビニエンスストアではそれほど買い物はしないが、最近ボランティア活動でコンビニからメール便を出すことが増えてきた。小銭をじゃらじゃら出したり、お釣りをもらうのも面倒なので、nanacoカードを利用することにした。せこいことをいうと、ポイントも貯まることだし。

nanacoを使うなら、クレジットカードからチャージできるnanacoモバイルを利用することにしたが、これが意外に手間と時間がかかった。

まずnanacoモバイルに登録して、会員認証を受けるのに4日かかる。4日後に利用するクレジットカードを事前登録する必要があるが、この時事前にクレジットカード会社に「本人認証登録」をしていないと受け付けられない。

「本人認証登録」のやり方はカード会社のHPに出ているが、面倒なのでカード会社に電話をかけたところ、結構電話がつながるまで待たされた。今のカード会社の対応は「基本的なことはHPに書いてあるので、そちらを見てやって欲しい。お暇で通話料を気にしない人だけ電話がつながるまで待っていてね。」という方針でやっているらしい。

まあ、それもクリアしてカードの事前登録が無事終了。ところが実際にクレジットカードからnanacoモバイルに振り返ることができるのは、24時間後だった。

かなり前のsuicaのオートチャージを登録した時など、もっと簡単にさくさく行った記憶があるのだが。

もっとも記憶というものはかなり曖昧なものだから、その時も本当は手間がかかっていたのかもしれないし、こちらもまだ若かったから、対応が機敏だったかもしれない。

あるいは電子マネーの不正利用などネット犯罪が増えているので、本人認証をガチガチにしないと行けない時代になっているのかもそれない。

あるいはセブン・イレブン側で「クレジットチャージより現金チャージを歓迎する」ため、クレジットチャージのハードルを上げているのだろうか?

そのあたりの事情は分からない。私は以前から「高齢者こそ電子マネー決済で素早くスマートにレジを済ますべきだ」と主張しているのだが、電子マネーへの入金は現金、とした方が良いのだろうか?

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ボラティリティの復活、これも正常化?

2014年10月10日 | 投資

昨日(10月9日)の米国株はダウが334.97ポイント(1.97%)下落。これは今年最大の下落だった。この下落で一昨日の上昇(その前日の下落の取戻し)は帳消し。200ドル以上の乱高下が続いている。3年前の8月(欧州債務危機とS&Pによる米国の格下げ)以来の出来事だ。

昨日の株価下落の直接の原因は、原油価格の下落に伴うエネルギー関連株の株価急落によるところが大きい。原油先物価格は1.8%下落して85.77ドルまで下がった。これは2012年12月以降で最安値。原油価格の下落の原因は世界経済のスローダウンと供給過剰(今や米国は世界最大の産油国になっている)だ。

ドイツの8月の輸出が5.8%減少したことや、拡大するエボラ熱も悪材料。

だが、少し落ち着いて考えてみると、FRBが債券購入を終了して、時期は未定ながらゼロ金利脱出を目指すという「金融正常化」を目指す中で、株式市場も正常化に向けた動きを起こしていると見ることもできる。

少し前まで株価が高値を更新していた時期に、実は米国の富裕層はそれほど株式市場にニューキャッシュを入れていないという記事を読んだことがある。株価がもう少し下落して、値頃感がでたところでサイドラインにいた人たちが買いに入ると、底値が固まるだろう。それも含めて、正常化に向けて米国株式市場は動きだしたのかもしれない。

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