公共料金等のペーパーレス化の案内が増えていますね。勝手な勘ぐりですが来年からの郵便料金の引き上げを前にして、ペーパーレス化を加速しようとしているなかもしれませんね。
しかしペーパーレス化の誘導方法、特に「マイページ」の登録方法のやり易さにはかなり差がありますね。
写真は東京ガスのお知らせで「来年10月から紙の検針票を終了します。どうしても紙の検針票が欲しい人は165円(月)払ってください」というものです。
紙の検針票のかわりにWebで確認するためにはマイページmyTOKYOGASへの会員登録が必要ですが、これは比較的簡単にできました。
ところでダメな見本は同日案内が届いたETCのインターネットによるポイント交換の案内です。何がダメか?というとまず登録項目が多過ぎます。「ETCの車載器管理番号」「マイレージID」「ETCカード番号」「パスワード2種類」などです。しかも同じ番号を2度入力するように求められる。さらに悪いことに入力した番号がすぐに●●●に置き換わり正しく入力したかどうか確認できないのです。私はスマートフォンから入力しましたが、小さい枠に数字を入力するとタイプミスがあり何回かやり直しを求められました。
入力画面を作成した人はセキュリティを重視してこのような画面を作ったのでしょうが、ユーザから入力の難易度などの声は聞かなかったのでしょうか?
もしETCの代替先があるのならすぐに取引を打ち切るところですが。
これから官民あげてペーパーレス化が進むと思いますが、ユーザーフレンドリーということを最優先して考えて欲しいと思います。