今日（１２月１６日土曜日）ランチタイムに昔勤めていた銀行の同期会がありました。前の同期会から約２０年ぶりの開催です。
３０名ほど集まった仲間が一人一言、近況を報告しましたが、病気や体調の不良を強調する人が多くて少しびっくりしました。
この他に「体調が悪いから欠席する」という人が何名かいましたから、同期会の有病率は他の集団より高いのではないか？と感じました。
病気や体調不良の大きな原因はストレスです。銀行という仕事は～仕事の重要性はさておき～ストレスが高い仕事だったと思います。そのストレスの大きな原因は「ミスをしてはいけない」ということにありました。私は数年アメリカに暮らしたことがあるのですが、アメリカの銀行というのは、ミスに寛容です。いや銀行がミスに寛容というより、「顧客が銀行のミスを許容するように訓練されている」という方が正しいのでしょう。
入金金額や引落金額に相違があっても、照明する書類を持って銀行に行くとその場で簡単に訂正してくれます。「銀行の事務処理にも間違いがあるから顧客が最終的にチェックしないといけない」という習慣が徹底しているのですね。
それは銀行だけでなく、一般の小売業や役所も間違いを犯すという前提で社会が回っています。だからちょっとしたミスで銀行員を怒鳴りつけるような人はいません。
もっとも銀行の仕事はストレスが高かったから体調の悪い人が多いというのは、牽強付会かもしれません。お酒を飲んだり、遅くまで遊んでいたツケや生活習慣が病気を招いたり、体調不良の原因になっていることも多いと思います。
いずれにしても過ぎたことは過ぎたこと。体を動かすなど、少しでも健康に留意し、また同期会を持ちたいものですね。
