先週売り叩かれていた米国株だが、今週に入って好調な決算発表に支えられ、相場に活気が戻ってきた。
FactSetによると昨日まででS&P500社のうち、約2割の企業が四半期決算を発表し、その76%がアナリストの予想を上回る利益をあげたということだ。
好調な決算を受け昨日S&P500は1.2%、ダウは0.7%、ナスダックは1.6%上昇した。
多くの投資家は今週木曜日のマイクロソフトやアルファベットの決算発表を特に注目しているだろう。なぜならそこに今年の相場を牽引してきたAIがこれから先も相場を引っ張っていけるかどうかのヒントがありそうだからだ。
相場は生きている。生きているから動きがある。動きがあるから買い遅れていた投資家にも株価が下落した時に欲しい株を買うチャンスが生まれる。
私は特に買いたいと思っていないが、テスラ株を下がったところで買っていた人は少しほっとしたかもしれない。決算は減収減益だったが、低価格モデルの前倒し投入発表で時間外取引の株価は急上昇した。
決算データや環境変化に対する企業の対応策を見ながら、相場は底固めをしていくと考えたい。希望的観測ではあるが。
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