先週一時的に日経平均株価がニューヨーク・ダウを一時的に抜いた。木曜日のダウの終値が17,900.10ポイントで金曜日の日経平均が17,920.45ポイントだったからだ。金曜日のダウは、非常に好調な雇用統計を受けて、17,958.79ポイントに続伸したので、またダウが日経平均株価を上回った。しかしシカゴ先物市場で日経平均先物は18,075ポイントをつけたから、明日(月曜日)の東京市場で日経平均がダウを上回る可能性は高い。
日経平均とダウは構成銘柄数が違うので単純な比較はできないが、今回の株高局面で競い合っているのはおもしろい現象だ。今年の10月以降は特に2つの指数の相関関係が高まっている。
もっとも日経平均が38,915.87ポイントの最高値をつけた1989年末のダウは1/10以下の2,753.20ポイントだったから長い間では相関関係は高くないのだろう。
日経平均とダウの競争が続くのか?あるいは日経平均が息切れするのか?または双方ともオーバーヒートして、調整局面に入るのか?興味深いところである。
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