先週マイクロソフトは時価総額3兆ドルを達成した。アップルは昨年6月に時価総額3兆ドルを達成したので、マイクロソフトの3兆ドルクラブ入りは2番目である。もっとも最近の株価上昇率では、マイクロソフトはアップルを上回っている。今月初めにマイクロソフトはアップルから時価総額世界一の地位を一時的に奪った。
マイクロソフトの株価が好調な理由は、生成型人工知能のスタートアップOpenAIと資本提携し、AIブームのリーダーになったことだ。昨年1月からマイクロソフトの株価は7割近く上昇している。
一方アップルの株価がさえない理由は、iPhoneのハードウエアとソフトウエアを囲み込んだビジネスモデルが、当局の規制を受け始め、売上鈍化の兆しが出ていることだ。
マイクロソフトとアップルの時価競争は、IT業界において何がホットな話題になっているのか?それを投資家がどう判断しているのか?というバロメーターである。
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