金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

旅はBooking.comとEvernoteの組み合わせ

2019年03月22日 | 旅行

昨日(3月21日)桜の開花情報が東京で発表されましたね。

春の旅行を計画される方も多いと思います。皆様は宿の予約やスケジュール管理はどうされていますか?

私はホテルの予約はもっぱらBooking.comを使い、スケジュール管理はEvernoteで行っています。

Booking.comを使っている理由は、「以前から使い使い慣れている」「ホテルでの現地払いが多い」「一定期限まで無料キャンセルできるホテルが多い」という点です。インターネットでは悪評を見ることもありますが、私自身はトラブルに遭遇したことがないので使える予約サイトだと思っています。

ただ欠点を上げるとホームページからの予約確認に手間がかかるという点です。

「予約管理」というタブはホームページのかなり下の方にあるので使い慣れていないと探すのに苦労するかもしれません。

また予約管理にログインするには「パスワード」とスマートフォンに送られれくる6桁のPIN Codeを入力する必要があります。セキュリティの点では優れているのですが、手間がかかります。

そこで「ホテルや新幹線の予約を一元的に管理する」「旅行に関する資料なども一元的に管理する」ということから私はEvernoteを利用することにしています。

下のスクリーンコピーは今月末の旅行に関するEvernoteの一部をこぴーしたのもです。

Evernoeは簡単に使えるアプリなのでご利用されている人も多いでしょうから説明は省略して、私が一手間かけているところだけお伝えしましょう。

それは「リマインダーを設定する」ことと「ノート内にリンクを貼る」ことです。リマインダーを設定する一番の理由は「リマインダーがEvernoteの最上部にあるので該当ノートを見やすい」ということです。

次に「ノート内にリンクを貼る」ということはEvernote内の他のノートを簡単に参照するためです。上の例では青字・Underbarの部分にリンクを貼っています。たとえば「名鉄イン桜橋」をクリックすると名鉄インの予約ページを呼び出すことができます。

リンクを貼る方法は簡単でリンクしたいノートのURLを埋め込むだけの手順です。

スケジュール管理をシンプルにして旅を楽しむ一つの方法が私の場合はEvernoteの活用なのです。

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荒れ相場を支えたETFとパッシブファンド

2019年03月20日 | 投資

昨日(3月19日)の米国市場はナスダックは上昇したものの、ダウ・S&P500は小幅下落。朝方の勢いは続かず、FOMCの結果や米中貿易交渉を見たいという見送り気分が強かったようだ。どんな強気相場でも足踏みをすることはある。まして世界的な景気減速懸念の中で高値を追っている米国株に気迷いがでることは当然である。

したがって相場に関する注目すべき記事も乏しく、読んだのはPassive Investing gains even in turbulent times(荒れ相場でも伸びたパッシブ運用)という埋め草的記事だった。

記事によると上記グラフのように昨年秋から年末にかけての荒れ相場でアクティブファンドは大きく残高を減らしたが、ETFとパッシブファンドには資金流入が続いた。

ETFについては「激しい売り相場向きではなく上昇相場向き」という通念があるが、実際には昨年秋以降の荒れ相場でもその優位性が明らかになった。その一つの理由はETF(たとえばTOPIX連動ETF)の方がその中に入っている個別銘柄より流動性が高く売りやすいというものだった。

平均的な運用成績も実はパッシブ運用の方がアクティブ運用よりも高い。2018年にパッシブ(市場平均)を上回るアクティブファンドは38%に過ぎなかった。

ところが日本では個人投資家の間でETFの人気は高くない。JPXのETF受益者情報調査結果(2018年7月)によると約35兆円のETFの内個人が保有しているのは僅か2.7%の9,486億円だった。しかも個人のETF保有残高比率は前年の3.9%から減少している。

日本ではETFは日銀が買うものと思われているのかもしれない。あるいは個人に資産運用を勧める証券会社が口銭の少ないETF(株式委託手数料しか入らない)を推奨せず、儲けが大きいアクティブファンドなどを推奨していることが大きな原因かもしれない。

私自身はETFやパッシブファンドを資産運用の本筋として著書(「インフレ時代の人生設計術(Kindle版)」でも推奨している。

なお私の実際の資産運用は現在個別銘柄残高がパッシブ残高を上回っている。これは個別銘柄の中のIT関連などGrowth銘柄の上昇幅が市場平均を大きくアウトパフォームしたことが大きい。これは偶々相場観が当たったラッキーに過ぎず、本来はパッシブ・アクティブ比率を当初決めた比率にリバランスする必要がある。

やや個人的な話を書いてしまったが、ETFやパッシブ運用が個人の資産運用のコアになるかどうかが「貯蓄から投資へ」の決め手になるはずなのだが、声高な掛け声は聞こえてこない。その理由は繰り返しになるがETFでは証券会社が儲からないことにある。

 

 

 

 

 

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合併話でドイツ・コメルツ両行の株価は上昇したが・・・

2019年03月19日 | 投資

先週日曜日に正式に合併交渉を行っていることを認めたドイツ銀行とコメルツ銀行の株価は月曜日(3月18日)各々4%、7%上昇した。

両行の株価は過去1年で約4割下落していたから合併話で一息ついた、と言いたいところだが合併がすんなりいくかどうか疑問視する人も多いようだ。

合併する場合のハードルは色々あるが最大のハードルは人員削減だろう。巷では14万人いる従業員の2割強に相当する3万人の人員削減が必要という声がでている。

次に合併して欧州3位(1位は英国のHSBC、2位はフランスのBNPパリバ)の銀行が誕生したとしても、ドイツ内外での厳しい競争が続くことだ。ドイツでは中小の貯蓄銀行(約1,600)の力が強く、中堅・中小企業取引で大銀行がシェアを伸ばすのは容易でないと言われている。

もっとも2008年の金融危機以降ドイツ政府の資本注入(政府が株式の15%保有)を受けたコメルツ銀行は、人員削減と預貸業務に集中し国内優良企業取引を拡大しているが、国内市場の競争は苛烈なので業容拡大を維持できるかどうかは懸念材料だ。

一方ドイツ銀行は預貸業務よりもトレーディングや投資銀行ビジネスに注力してきたが、この分野では米銀にシェアを奪われてしまった。

合併銀行の狙いはコメルツ銀行が顧客取引で集めた低コストの預金を使ってドイツ銀行の投資銀行ビジネスを伸ばそうというものだろうが、画餅に帰すかもしれない。

ひと昔前はドイツ銀行の名前は輝いていたが、世の中の変化は激しい。

金融機関は外部環境に非常に影響を受ける業種であるが、ドイツの銀行を苦しめたのは長期にわたるウルトラ低金利政策と手数料に辛い商慣行と過当競争だった。

このドイツの銀行を苦しめている環境はまったく日本の銀行にも共通する問題。

異業種からの参入などで先進国の銀行は押しなべて苦しい状況にある。

その中で比較的検討しているのが米国の銀行だ。これは中央銀行が政策金利をそこそこのレベルに維持していることや各種の金融取引で手数料を収受する機会に恵まれていることがあげられる。もっとも投信の受託手数料などは米国は世界一低いから「金融市場の効率性を金融機関と投資家双方が享受している」ともいえるだろう。この金融市場の効率性に対する投資家の厳しい視線が、米国の金融機関に規律を与えているともいえる。

両行の合併話は日本の金融界の将来を予想する上でも注目に値するだろう。

 

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郡上市の先輩宅でコゲラを撮影

2019年03月17日 | うんちく・小ネタ

週末に岐阜県郡上市の鷲ヶ岳山麓に自宅を構える先輩宅に泊まりに行った。

先輩は退職後ここを常の住処とし、冬は大好きなスキー三昧の生活を送っておられる。

今回お邪魔した目的も近くの大日岳(1,709m)のスキー登山と付近のスキー場でのスキーだった。

朝起きて庭に出るとシジュウガラなどカラ類に混じってコゲラが数羽木をつついているのを見かけた。

野鳥を撮影する予定はなかったので望遠レンズは持っておらず、35mm換算168mm(デジタルーズーム利用)のズームレンズでコゲラを撮影した。

庭に野鳥が遊ぶ山麓の暮らしも楽しそうである。ただし私のような俗人にはすぐ退屈してしまう可能性大だが・・・

 

 

 

 

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大日岳(岐阜)スキー登山

2019年03月17日 | 

3月15日(金)ー17日(日)で山仲間3人で岐阜の大日岳にでかけた。郡上市の鷲ヶ岳山麓に住む大学の先輩のご自宅に泊めていただくスキー合宿だった。15日は9時半に調布を出発して松本→平湯→高山経由で郡上に向かった。

16日(土)は晴。9時50分に高鷲スノーパークのゴンドラ終点からシールを着けて大日岳を目指す。

10時40分大日岳山(1,709m)頂到着。眼の前に高い山が見えたので「白山ですか?」と先輩に聞くと別山とのこと。白山は雲の中だった。

20分ほど山頂からの景色を楽しんだ後滑降開始。

このコースは全般的に傾斜が緩く雪も重たかったのであまり快適な滑りを楽しむことはできなかったが、天気が良く気持ちの良いツアースキーを楽しむことができた。

11時20分ゴンドラ終点着。その後は高鷲スノーパークでゲレンデスキーを楽しみ、翌日は2時間ほど鷲ヶ岳スキー場を滑って東京に戻った。東京から郡上市までは350km片道6時間のドライブである。東京からは白馬八方などもっと近くて素晴らしいスキー場があるので頻繁にいくことはないと思うが、中京地区の方々には近くて良いゲレンデスキーやツアースキーの舞台であると思った。

 

 

 

 

 

 

 

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