金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

神代植物園、バラフェスタはもう終わりに近かった

2022年05月25日 | まち歩き
 今日(5月25日)神代植物園に春のバラフェスタを観に行きました。
 バラフェスタは5月10日から29日にかけて開催されるということですが、花の盛りは残念ながら過ぎていました。
それでもできるだけ綺麗な花を選んで写真を撮ってみました。
グランドホテルという名前のバラです。
これはラバグルートです。素人には名前の由来も意味も分かりません。
これは新雪。こちらの方は名前の由来は明白ですね。
これはブルームーン。青い月といわれるとそんな気もしますかねぇ。
神代植物園を出て水生植物園に入ると野に咲くウツギの花が目に入りました。
人の手でどこまでも美しく育てられたバラも良いのですが、自然のままに咲く花には心を癒されました。

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マイナンバーカード保険証導入するなら紙の保険証廃止の徹底を

2022年05月25日 | デジタル・インターネット
 新聞によると政府はマイナンバーカードを使った保険証「マイナ保険証」の普及に力を入れ始めている。具体的には医療機関や薬局にオンライン資格確認のシステム導入を2023年4月から義務化すると明記した。また将来は現行保険証の原則廃止を目指すと述べている。
 問題はここからだ。日本のあらゆる分野で電子化が効果があがらず、またしばしばシステムトラブルを起こす最大の原因は、電子化を進める一方で従来のアナログ方式を残すことにある。このためシステムを導入する側は二重三重の投資と運営上の負荷を負う。
 具体例で考えてみよう。たとえばバスの乗車口でSuica等交通系電子マネーによる乗車が進む一方未だに現金払いをする人がいる。これを電子決済と定期券・シニアパスなどの提示に絞り現金乗車は認めないというように変えれば運転手や現金処理に携わるバス会社従業員の負担軽減につながり、また改札に要する時間が減少するので、バスの運行時間の短縮につながると思う。
 実際海外では現金による乗車を謝絶し、現金で乗りたい人には切符の事前購入を求めているところもある。
 しかしこのような議論を日本で持ち出すと必ず「Suicaを持っていない人はどうするとかSuicaを使えない人はどうする」という議論がでて前に進まない。たとえ一人でも現金払いでバスに乗る人がいる限り許さないと言わんばかりにだ。
 現金重視の考え方は未だに新聞代金を現金払いにして集金人が個別訪問しているケースにも表れている。別に総ての世界の事情を調べた訳ではないので断言はできないが、こんな馬鹿げたことをやっている国を見つけることは難しいだろう。何故馬鹿げているか?というと集金人のコストは、自動引き落とし等効率的な方法で料金を払っている新聞購読者も負担しているからである。
 このように電子決済と現金払いの共存、電子メールと前時代的なファックスあるいは郵便による連絡の共存などデジタルとアナログの併存が日本のデジタルトランスフォーメーションの足かせになっている。
 こんなことを続けている限りシステムは肥大化しそのコストは国民一人一人の肩に乗っかかってくる。
 このような無駄を省くためには、システムを一本化することである。政府が一部のためにするような議論を切り捨てて保険証をマイナンバーカード一本に絞るという位強い姿勢を打ち出さないとモノゴトは改まらない、と私は確信している。

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米国株反発、投資家は株価の底値を模索し始めている・・・

2022年05月24日 | 投資
 昨日(5月23日)米国株は大幅に反発した。S&P500は1.9%上昇し、ダウは2%、ナスダックは1.6%上昇した。
 先週ナスダックは一時弱気相場の淵をさまよったが、昨日時点では1月の高値から17.2%下落したところまで戻した。
 弱気相場bear-marketは高値から20%下落した相場を指す。WSJは「株式市場は弱気相場といちゃついた後高値引けした」と述べている。
 「いちゃつく」と訳したのはFlirt with bear marketという文章だ。
 Flirtには「恋をもてあそぶ」という意味と「(危険を承知で)軽くやってみる」という意味がある。
 固い金融記事にこんな言葉を使うのはどんな理由があるのかは知らないが、相場自体は恋を弄ぶことも、危険承知で何かをする訳ではないだろう。
 何かをしたり弄んだりするのは相場を動かしている人間である。
 さて昨日相場が反発した理由の一つはバイデン大統領が中国に課している輸入関税の軽減を考えていると発言したことによる。
 また相場を押し上げたのは、市場平均を大きく下回っていた金融株に買いが入ったことや個別株ではVMwareなどが上昇したことだ。
 また投資家が相場の底を模索し始めたことも影響しているようだ。
 WSJによると平均的には、直前の高値から弱気相場入りまでの取引日日数は132日だ。昨日は高値から97日目なのでここから弱気相場に突っ込むか反発するかの見極め時かもしれない。なおWSJによると弱気相場に入れば株価の底値は直前の高値から213日目にくるということだ。
 もっとも今回の株価下落は、米国経済や雇用市場が強い中で、インフレを懸念する連銀が政策金利の引き上げを打ち出していることの影響が大きい。
 またインフレは米国内だけにその原因がある訳ではなく、中国のロックダウンやロシアのウクライナ侵攻など外部にも原因がある。
 従っていつ相場が底値を付けるかを見極めるのは難しい。
 Citiの富裕層取引部門のストラテジストは「モニター画面を閉じてバケーションに行く一つのタイミングだ。戻ってきた時に相場は良くなっているかもしれない」と述べている。
 コミッションを貰って人様のお金を運用している人たちは遊びに行くわけには行かないだろうが、自分のお金を投資している人にとっては救いになる言葉だ。バタバタするよりものんびり底値を待つぐらいの気持ちで過ごすのが良いだろう。この相場は。
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「問題」の訳はProblemかIssueか?

2022年05月23日 | うんちく・小ネタ
 昨日日本語レッスンを行っている時、日本語の「問題」はどういう意味か?ということが話題になりました。原文は「上級へのとびら」という日本語のテキストブックの中の「義務教育の後でも進学率が高い日本だが、教育の現状には問題点も多く、特に以下の三つのことが挙げられる。」です。
 この問題点の問題とは何か?という話です。「問題」という言葉は英語ではProblemとかIssueあるいはTroubleという語に該当しますが、この場合はどれに当てはまるかというのが話のポイントです。
 我々は「簡単に解決できそうな問題はIssueで簡単に解決できない重大な問題はProblemではないか?」とその時は結論付けをしました。
 昨日はTroubleについては話題に上がりませんでしたが、Troubleは簡単に解決できない苦境を指すと考えてよいでしょう。
 後でもう少し調べてみると「Problemは解決するべき問題で、通常は原因や解決策がある問題に使い」「Issueは議論の対象となるような問題点や論点を指すことが多い」という説明がありました。
 またProblemよりIssueの方が婉曲なのでビジネスの場ではIssueがProblemの代わりに使われることもあるという説明もありました。
 さてこの文章の後に続く三つの問題点とは「学歴社会と受験競争」「いじめや登校拒否」「偏差値教育対ゆとり教育」です。簡単に解決する目途が立ち難いという意味ではProblemが相応しいと感じましたが如何でしょうか?
 ★    ★    ★
 英語と日本語の言葉は一対一で対になっていないものが多いと思います。
 問題vsProblem, Issueもその例ですが、予約も予約する先によってResevationとAppointmentに分かれます。レストランの席を予約するのはReservationでワクチン接種を予約するのはAppointmentです。こちらは場所を予約するのがResevationで人を予約するのがAppointmentという区別があります。
 言葉の勉強をしていく上で、一対一でないものを押さえるのも一つの方法かな?なんて考えていますが如何なものでしょうか?

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海外旅行にスマートフォンは必須、合わせて周辺機器も

2022年05月23日 | 旅行
今や海外旅行にスマートフォンは必須です。なぜ必須か?という分かりやすい例を一つあげましょう。厚生労働省は海外からの帰国者の居所と健康確認のためMySOSのスマートフォンへのインストールを求めています。
同省が空港で配っているチラシには「入国時、空港検疫で、スマートフォンを確認させていただきます。スマートフォンをお持ちでない場合またはアプリをインストールできないスマートフォンをお持ちの場合は、日本入国時に、空港で、ご自身の負担により、スマートフォンをレンタルしていただきます」と明記しています。つまりスマートフォン上のアプリを使って居場所や健康状態が確認できない人は入国させないといっているのですね。
 海外でもスマートフォンが必要な場合は増えています。今回シェラトンニューヨークに泊まったのですが、ホテルのクロークにスーツケースを預けた時、携帯電話番号を求められました。「アメリカの携帯は持っていないよ」というと「日本ので良いから番号を言え」というのですね。何故かというと携帯番号をキーとして荷物を預かっているからです。クロークではてっきりClaim tagの半券が渡されると思っていたのですが、半券はなく、受け取る時に自分の電話番号を言ってそれで照合する仕組みです。紙のタグをつけて半券を渡す方が処理時間ははるかに早そうですが、コロナで紙の受け渡しを止めたのでしょうか?
なお荷物を受け取ってしばらくした後、SMSで荷物を渡したというメッセージが入っていました。
 さて色々なことがスマートフォン頼りになるとスマートフォンのバッテリー管理が重要な課題です。使わない時は電源オフか機内モードにしてバッテリーの消耗を防ぐだけでなく、外付けバッテリーを持参する必要があります。
 また室外でwifiを使うためにはモバイルwifiも必須です。 
 コロナ以降るるぶなど旅雑誌もあまりアップデートされていないようですから、モバイルパソコンを使った最新情報の収集も必須と考えるべきでしょうね。このように持ち運ぶ情報機器が増えると電源コードも増えるいう具合に荷物が増えます。
 私は今回の旅行で写真のようなコンパクトなバックパックを準備しました。
 PCR検査証明やワクチン接種証明など持ち歩かないといけない書類も増えているので、クッション材の入った軽量バックも必須アイテムだと思いました。



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