金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

コロナ陰性証明書、実際に発行されるまで多少不安でした

2022年05月12日 | 旅行
明日の渡米を前に今日新宿でPCR検査をうけてきました。米国では24時間前以内に受けたPCR検査証明書が必要なので、明日の便となると今日受ける必要がありました。
検査は唾液を接種するのですが、思ったより多くの唾液を出す必要があるので少し時間がかかりました。
 12時前に検査が終わり、午後6時前にスマートフォンにSNSで陰線判定の連絡がありました。一安心です。でもPDFで送られてくる陰性証明書を目にしてプリントアウトするまで気は抜けません。紙ベースの証明書をエアラインのカウンターに提出して漸く搭乗できるからです。送られてきたメールが迷惑メールと間違えられてごみ箱に自動的に入ってしまうことも無きにしも非ずです。
 しかし今回検査を受けたHISによると、紙ベースの証明書を発行すると更に1万円かかりますということ。更に1万円というのは今日の検査で1万円かかっているからです。1万円は海外渡航用の検査としては安いと思いますが、家内と二人で2万円です。帰国時の検査は2万円以上する予定ですから合わせると6,7万円になります。多少気をもんでも検査機関からはPDFをデータを貰うにこしたことはありません。


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予想を上回るインフレ率で米国株続落

2022年05月12日 | 投資
昨日(5月11日)発表された米国4月の消費者物価指数(前年比)は予想8.1%を上回る8.3%だった。ただ4月8.5%よりは若干低下しており過去8カ月で初めて前月よりインフレ率が低下した。
 食料・エネルギーをのぞくコア・インフレ率は予想6.0%を上回る6.2%だった。
 前月よりインフレ率が低下したことでインフレがピークアウトに近いのではないか?という見方も一部にはあったようだが、市場参加者の多くの弱気だった。
 ダウは1%下落し、成長期待銘柄の多いナスダックは3%下落した。
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鎌倉時代、平均寿命は20代だが政治家として活躍するのは60歳前後

2022年05月12日 | うんちく・小ネタ
 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を観ています。中々面白いドラマですが、ドラマはドラマ。フィクションが沢山入っています。新垣結衣演じる八重もフィクションでしょう。
 さてフィクションはフィクションとして、この際北条義時の実像を少し勉強しようと思って近くの図書館に幾つかの資料を請求しています。
 ところが同じようなことを考えている人が多いようで中々借入の順番が回ってきません。そんな中最近ようやく回ってきたのが「史伝 北条義時」(山本みなみ 小学館)です。
 この本の中で私が強く興味を覚えたことは「鎌倉殿の13人は大半60歳前後だった」ということです。
 何人かについて具体的に説明しましょう。
 2代将軍頼家が将軍の座についてすぐ始まった13人の合議制ですが、その時の年齢は義時の父北条時政が62歳、ドラマでは佐藤B作演じる三浦義澄は73歳で13人の中の最長老です。他に60代の人は二階堂行政、三好康信、安達盛長、足立遠元がいます。時政と三浦義澄を加えて6名が60代以上です。
50代は中原親能、大江広元、梶原景時、比企能員、八田知家、和田義盛の6人です。ここに飛びぬけて若い北条義時(37歳)を加えて13名です。
 正確な年齢が分かっていない人もいますが、頼家を支えたメンバーの平均年齢(中央値)は60歳前後だったといえると思います。
 鎌倉時代の平均寿命はその前の平安時代(30歳)より少し短く20代中頃と推定されているそうです。おそらく戦乱が続いたので平均寿命が短くなったのでしょうね。
 だが政治家として活躍するには年功が必要だったということをデータは示していると思います。ちなみに源頼朝は51歳で落命していますが。
 致仕という言葉があります。70歳の別称です。これは中国で70歳になったら官職を辞任するという習わしがあり、辞任=致仕=70歳となった訳です。
 江戸時代でも老中には70歳位まで頑張った人もいました。
 現在の平均寿命は80代で鎌倉時代の3倍位になっていますが、政治家として脂がのってくる年齢にはそれほど差はないと思います。
 長寿時代になっても総ての人がリアルの世界で政治家や経営者として手腕を振るうチャンスに巡り合うことはできません。手腕を振るうには小さくとも自分の国を作ってそこで自分のやりたいことをやる必要があるでしょう。
 それが趣味の世界かボランティアの世界かは人によるでしょうが。
 ただやってはいけないのは家庭を小さな国としてわがままをすることです。これは家族から総すかんを食いますね。
 
 

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