金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

尾瀬を広角レンズで撮る

2022年07月24日 | 写真
 先週末(7月23日~24日)尾瀬に行きました。今回のルートは鳩待峠からアヤメ平を通って竜宮に降り、山の鼻で一泊。翌日はヨッピ吊橋から見晴に回り、山の鼻から鳩待峠に戻るというものでした。
 天気が気になっていましたが幸いなことに1日目少し雨に降られた程度で初夏の尾瀬を満喫することができました。
 今回少し重たいのですが、広角レンズを持っていくことにしました。尾瀬の広大な景色を撮るには広角レンズが必要だと考えたからです。持っていった広角レンズはオリンパス11-22mm2.8-3.5というものでPEN-Fで使うにはアダプターが必要と手間のかかるレンズです。
しかし尾瀬の池塘を含む大きな風景をよく描写することができたと思っています。
下の写真はヨッピ吊橋手前のニッコウキスゲの群生です。尾瀬ヶ原のニッコウキスゲは鹿に食われてほぼ全滅状態ですが、ヨッピ橋手前だけは防護柵に守られ群生していました。
写真は東電尾瀬橋からヨッピ川を撮ったものです。この下流には水量の多い三条の滝があるのですが、今回は見に行く時間がありませんでした。
下の写真は「逆さ燧」の撮影ポイントから撮った燧ケ岳です。風があり、水面が波立ち、燧ケ岳の姿を池塘に映すことはできませんでした。
この写真はスマートフォンで撮ったのですが、写真の出来栄えは一眼カメラと変わらないようです。スマートフォン内蔵カメラの性能をほめるべきか?一眼カメラの性能を引き出しきれない自分の能力不足を嘆くべきか?
中々悩ましい問題ですね。
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企業は採用時にソフトスキルを求めている~アメリカの話だが

2022年07月21日 | 資格・転職・就職
 CNBCに「93%の企業は履歴書にソフトスキルを見たがっている」という記事があった。原題は93% of employers want to see soft skills on your resume-here are 8 of the most in-demend onesだ。
 ソフトスキルとはコミュニケーションスキルのように評価の尺度は明確に定義し難いがあらゆる職業で求められるスキルのことだ。
 ざっくというとジェネラリスト的な能力を指し、特定分野で専門性を持つスペシャリストの専門能力の反対概念と考えてよい。
 私のサラリーマン時代の前半はジェネラリストが幅を利かせ、後半は会社が「ジェネラリストよりスペシャリストになれ」と声を大にした時代だった。もっとも会社(人事部)はジェネラリストに必要なソフトスキルの重要性を認識していた訳ではない。高齢化に伴い管理職層が肥大化することを回避するため、あるいは勉強不足に陥っている中年層を教育するため、あるいはリストラの材料探しのためにスペシャリストを目指せと声を大にしたのである。
 だがその結果はどうなったか?一部の人は特定分野で資格を取るなどして長く働くことができるようになった。しかし多くの人は新しい職場で実は一番重要なソフトスキルを学ぶことがなかったため、必ずしも新しい職場に活躍の場を見出すことができなかったのではないか?と私は考えている。
 ソフトスキルの重要性は今益々高まっている。一つはコロナウイルス禍の影響でリモートワークやハイブリッドワークなど働き方が多様化してきたのでコミュニケーション能力やスケジュール管理などが以前より重要になったことだ。またダイバーシティやインクルージョン(社会的弱者の包摂)などに対応する能力があらゆる階層で求められるようになってきたことだ。
 さて記事に話を戻すと人材会社ZipRecruiterのCEOシーゲル氏は求人側が求める8つのスキルを列挙していた。
コミュニケーションスキル・カスタマーサービス・スケジューリング・タイムマネジメント・プロジェクトマネジメント・アナリティカルシンキング・一人で仕事をする能力・柔軟性である。
 この中で最も多くの会社が求めているのはコミュニケーションスキルだ。
 日本の会社の場合(今は変わってきたかもしれないが)、その会社の中だけあるいは業界の中だけで通じる言葉でコミュニケーションを行っていることが多かった。そのため長く会社にいる人間が幅を利かした訳だ。だがこのような言葉は顧客には通じない。記事はカスタマーサービスを2番目に求められるソフトスキルに挙げているが、カスタマーサービスの基本もコミュニケーションだろう。顧客のニーズを的確に聞き取り、分かり易い言葉で回答するのがカスタマーサービスの基本だからだ。
 スケジューリングとタイムマネジメントの違いはよく分からないが、予定管理であることは間違いない。プロジェクトマネジメントは工程管理や予算管理を含む概念でタイムマネジメントと共通点は多い。
 実際にレジメ(履歴書)にソフトスキルを記載する場合は、学習履歴や実務経験に加えて、習得しているソフトウエア(プロジェクト管理等の)についても記述することになる。
 
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高齢者にはお金のかかる登山後の体のメンテナンス

2022年07月20日 | 健康・病気
 一昨日の夜に左膝の外側が急に痛み出しました。ぶつけたり捻ったりした記憶はありません。しかし膝の痛みには変形性膝関節症だとかランナーズ膝と呼ばれる治療に時間を要する病気が原因の場合もありますので、翌日近所の整形外科に行ってみました。
 レントゲン撮影と触診の結果は「関節や骨は問題なく筋肉も鍛えられていて良好」「何らかの理由で神経が圧迫され痛みがでているようだ」「痛み止めの飲み薬と湿布薬を処方します」というものでした。湿布と痛み止めのお陰で痛みはなくなったのですが、股関節の可動域が狭くなっている気がしたので今日スポーツクラブに駐在しているマッサージサービスに行き大腿骨やお尻の筋肉をマッサージして貰い、更に膝回りの筋膜を緩めて貰いました。
 マッツサージはかなり効いたようで現在膝回りは好調です。
 何が急な膝の痛みの原因かはわかりませんが、歳とともに些細なことで筋肉や腱に痛みが来ることはあるようです。予防策としては運動前の十分なストレッチや体幹を鍛えることが挙げられます。しかし私は自分の経験からして体を鍛えただけでは、特に高齢者は問題を解決できないと思います。
 そこで必要なものはアフターケア、つまり体調を維持するためのマッサージなどのメンテナンスです。
 車を含め総ての機械製品は使用年数に伴ってメンテナンスコストがかさんでいきます。そこで新品に買い替えということになるのですが、体の場合はそうは行きません。騙し騙し死ぬまでこの体を使い続ける必要があります。使い続けるためにはメンテナンスコストがかかります。具体的には登山などの後のスポーツマッサージなどのコストです。
 若いときであれば「一晩寝れば治る」という筋肉痛も高齢者にはメンテナンスを求める筋肉の叫びかもしれません。
 山登りやアウトライフ活動を続ける限り、このメンテナンスは必要コストと割り切りスパッと払おうと私は考えています。整備不良の車で高速道路を走ることほど恐ろしいことはありませんからね。
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日本語レッスン、たまにはアプリで楽をして

2022年07月20日 | うんちく・小ネタ
 週に2,3回ボランティアで外国人の方に日本語を教えています。これまでかなり日本語ができてまた英語を母語にする人や母語でなくてもかなり喋ることができる人を相手にレッスンを行ってきたのであまり負担は感じませんでした。
 ところが昨日ピンチヒッターでベトナム人の2名に急遽日本語レッスンを行うことになりました。日本語は半年くらい勉強してきたけれど英語はほとんど駄目ということでどうしようかな?と迷いましたが、Irodoriという無料の日本語学習アプリがあったことを思い出し、これを二人のスマートフォンにダウンロードして貰い学習に使うことにしました。
 アプリの最初は下記の画面がでてきますので、右上の三本線をタップして言語を日本語にします。
日本語を設定した後は「使い方」を見ても良いですが、見ないままに「いろどり練習」に入ってもやりながら使い方をマスターすることができます。

学習内容は「イラストを見て該当する言葉を選ぶ」「音声を聞いて該当するイラストを選ぶ」「漢字を書く」「文法的に正しい言葉を選ぶ」など多岐にわたります。ただ「ことばフラッシュカード」は日本語の意味を英語で説明する必要があるので英語ができない人は使えないでしょう。
というように問題もあるのですが、使えるところを使うだけでも結構勉強になります。自習もできますからね。また講師としても楽ができました。
これからの日本語ボランティアはこのようなアプリをどう使っていくか?ということが一つのポイントになるでしょうね。


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少し大げさもやむなし、オンライン健康相談

2022年07月19日 | 健康・病気
 時々dヘルスケアのオンライン健康相談を利用しています。少し前に夜中こむら返りが起こり痛い思いをした時も相談しました。この時は脱水、ミネラル不足に解消するためカルシュウム(牛乳、チーズなど)とマグネシウム(海藻、ナッツなど)を摂取しましょうというアドバイスを受けました。アドバイスに従てウイスキーの水割りで晩酌する時、ナッツ類やチーズをおつまみにするようにしています(笑)。
 さて昨夜左足膝外側に痛みがあり、オンラインで整形外科に相談してみたところ、かなり深刻そうなアドバイスが返ってきました。
先生曰く「一般的に。ご年齢からは変形性膝関節症、もしくわ半月板損傷に伴う疼痛の可能性が高いと思います。加齢性の変化が経年齢的に蓄積し関節内で軟骨のすり減り等が生じて関節内で炎症が生じて疼痛の原因となることが多いのです」「早めの整形外科受診をお勧め致します」
 整形外科については今週末登山に出掛ける予定があるので、運動しても大丈夫かどうか確認する必要もあったので早速診察を受けに行ってみました。
 レントゲンと触診の結果、整形外科の先生の診断は「骨、間接に異常はありません。腫れてもいないので打撲もないですね。ただ何らかの理由で神経が圧迫され痛みを引き起こしているようです。湿布薬と痛み止めを処方します」というものでした。また運動も問題なしということです。
良かった。
 変形性膝関節症などと言われると疼痛緩和や治療に時間がかかりそうですが、この程度であればすぐ治りそうなので助かりました。
 考えてみると足の痛みなどをオンラインで相談し、的確なアドバイスを得るのは難しいことです。外傷はあるのか?ないのか?腫れているのかいないのか?状況は様々です。やはりレントゲンを撮り(必要とあればMRIも撮り)、触診し、筋肉のサポート状況などをチェックするには対面の診断しかないでしょう。
 もしオンラインで相談されると安全性の観点から少し大げさなアドバイスになることは止むをえないでしょう。相談する側としてもそのあたりを理解してオンライン相談は使っていきたいと思った次第です。

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