金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

シニアの旅、荷物はリュック一つに絞るべし

2023年03月24日 | うんちく・小ネタ
 今京都から神戸、西宮と旅行中だ。荷物は写真のリュック一つにしている。

シニアになると列車の中で忘れ物が増える。この1ヶ月の間に友人二人が忘れ物をした。一人は網棚にコートを忘れ、一人は網棚に財布や携帯の入ったポーチを忘れた。二人に共通している点は日頃マイカーで移動している、という点だ。マイカーで移動することに慣れている人がたまに列車を使い、複数の荷物を持つと忘れ物をしやすい、というのが僕の仮説だ。また日頃持ち慣れていないものを持つと忘れやすい。傘が典型的だろう。忘れ物を減らすには荷物の数を減らすこととできるだけ身の回りに置いておくことだ。
そのためには写真のようなリュックが一番だと思う。

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桜咲く京都観光客戻りつつある

2023年03月24日 | うんちく・小ネタ
父の年忌法要で京都に寄った。寄ったというのはこれから別件で神戸に行くからだ。

故郷の小さな公園にも桜が咲いていた。昔は華やかに思ったものだが今見ると大したものではない。だが故郷の桜は良い。
さて京都駅界隈には多くの外国人観光客が押し寄せていた。
そこはマスクをしている人が少なく別世界の感じがした。

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米連銀政策金利0.25%引き上げ。株価下落は預金保護へのタカ派的発言の影響か?

2023年03月23日 | 投資
 昨日(3月22日)米連銀の連邦公開市場委員会は全員一致で政策金利の0.25%引き上げを決定した。シリコンバレーバンクなどの破綻により起きた金融機関に対する不安を抑えるため、政策金利の引き上げの見送りを期待する声もあったが、連銀は「金融システムの安定」と「インフレ抑制」という2つの相反するマンデートをぎりぎりの綱渡りで凌ごうとしている。
 パウエル議長は今回の利上げが当面の最後の利上げになる可能性を示唆した。
 政策金利引き上げの打ち止めは、株価にプラス材料であり、実際昨日連銀の声明発表後米国株は上昇した。
 しかしその後イエレン議長が議会で「無保険の銀行預金に広範な保証を提供する方法を検討していない」と発言したことを受けて株価は大幅に下落した。
S&P500、ダウ、ナスダックとも1.6%強の下落となった。
 無保険の銀行預金に全般的に保証を広げることは、モラール・ハザードを生むので許容されるべきでない、と私も考えている。
 一方このイエレン財務長官の発言から、預金者の疑心暗鬼を生み、信用力が低いと判断された銀行からは預金の流出が起きる可能性がある。
 米国の銀行システムが安定化するかどうかはもう少し様子を見る必要があるだろう。
 
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花咲く神代植物園へ

2023年03月22日 | まち歩き
 今日WBCで日本が優勝したシーンを見た後、神代植物園に桜を観に出かけました。今週末は天気が悪い予報なので今日あたりが桜の見頃だろうと判断しました。
植物園なのでソメイヨシノだけでなく色々な種類の桜が咲いています。
これは神代桜、ソメイヨシノよりピンクがかっています。
でも咲いているのは桜だけではありません。
これはアーモンド。

これはモクレン
これはユキノシタ
これはレンギョウ
これは早咲きのシャクナゲです。
色々な花が一度に咲き始めています。これが例年のことなのか、それとも今年の異常な高温で色々な花が一斉に咲き始めたのかは分かりません。
春の神代植物園には毎年のように来ているのですが、記憶というのはあいまいなものですね。
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クレディ・スイスの劣後債無価値化の影響

2023年03月21日 | 投資
 破綻の瀬戸際にあったクレディ・スイスがUBSに買収されることは決まった。このディールによりクレディ・スイスの株主は同銀行株22.48株につきUBS株式を1株得ることができる。
 しかしAT1債Additional tier-one bondsについてスイスの規制当局は日曜日に無価値となると発表した。
 AT1債は偶発転換社債CoCosと呼ばれ、普通社債などの債券よりも弁済順位は劣後する。しかし債券であるので株式よりは弁済順位は優先すると一般的には考えられる。
 しかし今回のUBSによる事実上の救済合併により、160億スイスフラン(170億米ドル相当)のAT1債は無価値となることになった。
 結果としてAT1債は株式より劣後したということだ。
 AT1債については、普通社債より利回りが高い。しかし今回のスイスの規制当局の動きにより、リスクとリターンのバランスが悪いと考える投資家が出てくるだろう。
 もっともスイスが加盟していない欧州連合の規制当局は「普通株式が最初に損失を吸収するものでそれが完全に使用されてからAT1債券の評価減が行われるべきだ」という声明をだしている。この声明はAT1債券投資家の懸念を若干緩和するだろう。
 ただ大手銀行の破綻が改めて銀行劣後債のリスクを炙り出したことは間違いない。
 
 
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