金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

特別展「東福寺」なかなかの 迫力

2023年04月22日 | うんちく・小ネタ
昨日 上野の東京博物館に特別展 「東福寺」を観にに行きました。
京都の東福寺は 通天橋の紅葉が有名でその時期に何度か訪れたことがあります。
しかし 仏像や仏像等の宝物について見ることはありませんでした。
一般に全集は庭を大切にしますが 仏像 仏画はそれほど重視していないと思っていました。しかしこの特別展を観て、東福寺に関する限りこれは間違った料簡だったと思いました。圧倒的なスケールの五百羅漢図や鎌倉時代の仏像彫刻は見応えがありました。
これは 創建当時の東福寺 が 前週と密教を合わせたような 寺院 だったことによります。特別展は5月7日までです。

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実はChatGTPはシニアに適した技術だ

2023年04月21日 | デジタル・インターネット
 先日横須賀市が自治体で初めてChatGPTの活用実証を行うことが話題になるなど対話型人工知能は毎日のようにニュースに取り上げられています。
  ChatGPTに代表される対話型人工知能(ここでは以下まとめてChatGPTと呼びます)は最先端の技術ですが、実はシニアにこそ適した技術だと私は考えています。
 ここではなぜChatGDPがシニアに適した技術なのか?を考えてみましょう。
 まず最大のポイントは「入力が自然言語でできるので簡単」ということです。ChatGDPに回答を求める質問やアウトプットを求める依頼は日本語や英語など自然言語で書きます。もちろん少し複雑や表形式やその元データになるCSVフォーマットでの出力を求める場合などは多少パターン化した書き方に慣れる必要がありますが、SQLなどデータ処理言語を学ぶよりはるかに簡単です。
 例えるならChatGTPは自動運転車でITはオートマチック車、それ以前のアナログ処理はマニュアル車でしょう。
 レベル5の自動運転車になるとドライバーレスで車を動かすことができます。つまり乗る人は「どこそこに行ってくれ」とニーズを告げるだけで良い訳ですから、高齢者でも運転することが可能なはずです。
 ただ現時点ではまだ自動運転車はレベル5には達していませんから、時々人がコントロールする必要があります。
 ChatGTPも現在はこのような段階だと思います。つまりもっともらしい回答を出しても、元のデータの精度が低いため誤っている場合があります。つまりまだまだ人が回答の正当性を検証する必要が多いと思います。
 どのような回答は正解の可能性が高く、どのような回答は正解の可能性が低いかという判断は、判断する人の知識の豊富さ、常識、健全な猜疑心などにかかっています。
 私はこのような判断力については人生経験が豊富なシニアの人の方が若い人より豊富なのではないか?と考えています。
 ChatGTPが雇用を奪うことを恐れるよりも、ChatGTPを活用して「人でしかできない分野」に人材を投入することを考えるべきでしょう。その一つの分野がChatGTPのアウトプットの正当性を検証し、精度を高めていく作業とすればシニアの人の活躍の場もありそうだと私は考えています。
 
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外国人観光客が殺到する前に行っておきたい11のモデル観光地

2023年04月20日 | 旅行
 CNBCを見ていると「観光庁がお薦めする11のあまり知られていない日本各地を旅しよう」という記事がでていました。
 この記事は3月28日の観光庁のプレスリリースをベースにしたもので、観光庁は次の11のエリアで高付加価値な観光地づくりができるだろうと推奨しています。
  • 東北海道エリア
  • 八幡平エリア
  • 那須及び周辺地域エリア
  • 松本・高松エリア
  • 北陸エリア
  • 伊勢志摩及び周辺地域エリア
  • 奈良南部・和歌山那智勝浦エリア
  • せとうちエリア
  • 鳥取・島根エリア
  • 鹿児島・阿蘇・雲仙エリア
  • 沖縄・奄美エリア
 今月観光庁が発表したデータによると3月の訪日外国人客数は181万人超でコロナ前の約2/3の水準まで戻っています。今後中国からの訪日客が増えると訪日客は順調に伸びると考えてよいでしょう。
 インバウンド客は日本経済の押し上げ材料として重要ですが、政府は客数だけではなく、富裕層の取り込みを狙っています。
 観光庁のプレスリリースによると着地消費額100万円以上の高付加価値旅行者は全訪日客の1%に過ぎませんが、全消費額の11.5%を担っているそうです。パレートの法則が示すとおりですね。
 観光庁は大都市圏に集中している高付加価値旅行者の支出を地方に及ぼそうとして11の観光エリアを選んだ訳です。
 それ自体は結構な話ですが、もし政府の目論見通りにこれらの観光地で外国人観光客が増えるとホテル料金が高騰することが予想されます。何故なら現在人手不足でハイシーズンの客室稼働の維持が難しくなりつつあるからです。
 簡単にいうと高付加価値旅行者が増えると五つ星のホテルが従業員の確保に動き、3つ星クラス以下は人手不足に陥るかもしれませんね。
 ということでもしこれらの地域を訪れたいと思う人は今に内に行っておく方が良いかもしれませんね。

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アップルが銀行預金競争に参入

2023年04月18日 | ニュース
 今朝(4月18日)読んだWSJに米国の銀行預金に関する2つのニュースが出ていました。
 一つはチャールス・シュワッブ銀行とステート・ストリート銀行で銀行預金が1年前に較べ各々30%、11%減少したというニュースだ。
 低金利時代に銀行は低金利で預金を集め、それを国債やその他利回りの高い投資に運用することで利ザヤを稼いできた。しかし連銀がインフレ抑制のために政策金利を引き上げて以降、預金者は銀行預金よりも利回りの高いマネー・マーケット・ファンドなどに資金をシフトし始めている。
 3月に起きた2つの銀行の破綻も預金者の警戒心を高め、中小銀行からの預金流出が目立ち始めている(シュワッブ銀行やステート・ストリートが中小銀行という訳ではない)。
 こんな中アップルがアップル・クレジット・カードの保有者を対象に金利4.15%の貯蓄預金口座を開始すると昨日発表した。
 アップルはiPhoneをデジタル・ウォレットとしての活用拡大を目指して、ゴールドマン・サックスと提携して銀行業務に乗り出した。
 既にアップル・ペイはアメリカではデジタル決済で圧倒的な強さを誇っているが、魅力的な貯蓄口座を提供することで囲い込みの勢いを増しそうだ。
 アップルの圧倒的な信用力と一般の貯蓄預金口座を上回る金利は強い競争力を持っている。
 ただし預金上限額は預金保険公社の保険上限額の25万ドルだ。
 アップルの狙いは預金を獲得することよりも、デジタル・ウォレットを取り込むことでiPhoneの拡販など総合的なビジネス拡大を狙っているのだろう。
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旅行プランの共有はグーグルマップとキープが便利

2023年04月17日 | うんちく・小ネタ
 春の旅行シーズンが始まりましたね。
 私も連休過ぎに仲間と関西の方に旅行をする予定があります。少し前にそのホテルをBooking.com経由で予約した時は全国旅行割の適用がなかったのですが、今日調べてみると旅行割が使えることが分かりましたので、早速新しい予約を行うとともに古い予約をキャンセルしました。2千円の支援金が貰えるのはありがたい話ですが、手間が少しかかりますね。
 このように最近の旅行はキャンセル等の予定変更を行うことが増えていますので、一緒に旅行する仲間とリアルタイムの情報共有が必要ですね。
 グループで情報を共有するには、LINEのグループやFacebookのメッセンジャーを使う方法がありますが、詳細な旅情報を共有するために私はグーグルマップのマイマップとキープを使っています。
 マイマップはエクセルで作成したデータを取り込むことで、訪問したい場所、そこのURL、到着予定時間、メモなどを地図上に落とし込むことができます。
 地図上のマーカーをクリックするとそれらの情報を表示することができます。さらにマーカーを繋いでルート図を作ることができますから、旅行計画をビジュアル化できる訳です。
 
 またグーグルが提供しているキープKeepはメモアプリですが、チェックボックス機能があるのでワクチン接種証明などの必要持参品のチェックに使うことができます。マイマップとキープにはファイル共有機能がありますから、旅行仲間と簡単に情報を共有することができます。
 この二つを上手く使うと総ての情報をスマートフォンに入れて探し物をしないで旅行をすることができますね。
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