金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

人口知能を使って英語に訳し難い日本語をまとめてみた

2024年12月22日 | デジタル・インターネット
 人工知能はビジネス分野などで利用が進んでいると思いますが、私は語学教育分野でも非常に利用価値が高いと考えています。
 その理由はとても簡単で、人工知能の代表選手であるChatGPTのような言語生成AIの本質は、自然言語処理だからです。つまり英語、日本語など多数の言語の文法や言葉の用法について精通しています。
 色々な事実の検索については、たまに間違った出力をするので、物議をかもす人工知能ですが、多言語にまたがる文法能力については、並の人間が及ぶレベルではありません。
 したがって私も外国人向け日本語レッスンでは、人工知能を大いに活用しています。
 その一例としてChatGPTに「英語に訳し難い日本語を100選んで、おおよその訳と説明を英語で書いてCSVで出力して欲しい」というプロンプト(命令文)を与えました。この命令自体「英語に訳し難い日本語を日本語に訳せ」といっている訳ですから、矛盾をはらんでいますね。
 でもかなりよくやってくれました。
 英語に訳し難い日本語の例として「いただきます」という言葉があります。
 大多数の日本人はご飯を食べる前に「いただきます」といいますが、英語圏の人は何もいいません。だから「いただきます」の英訳はないのです。
 しかし人工知能はがんばってI hunbly recieveという訳をひねり出しました.
  これは「謹んでお受けします」という意味になりますが、「いただきます」ではないでしょうね。頂きますについてはSaid befor a meal to express gratitue in Japanという説明しかないと思いますよ。
 という具合に違和感のある回答もあったのですが、「お世話になります」とか「おつかれさまです」とかすぐに適切な英語を思い出せないような~あまり外国人との会話ででてこないような~日本語についても良い訳語をつけてくれました。
 人工知能については100%その英訳に頼ることはできませんが、外国人に日本語を教える時の強いパートナーであることは間違いありません。
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結界ロープを消して山を美しく

2024年12月22日 | 写真
 先週末白馬八方尾根スキー場に初滑りに行きました。金曜日(12月20日)は快晴で白馬三山や五竜岳を目の前に見ることができました。
 八方尾根スキーの楽しみは、リーゼンやセントラルといった豪快な斜面を滑るだけでなく、北アルプスの絶景を楽しむことにもあるでしょう。
 そしてその絶景の写真を撮ることにあるでしょう。
でもスキー場のは滑降禁止のロープや看板など人工物が多く、山岳写真としていは興ざめですね。
そこで写真編集ソフトを使って結界ロープ(滑降禁止ロープ)や看板などを消したのが下の写真です。
これはPhotoDirectorというソフトを使ったものですが、電線(この場合は結界ロープ)を自動的に見つけ削除してくれるので便利です。
昔は歩き回って人工物のない視座から写真を撮っていましたが、今は手頃な場所から写真を撮っています。
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白馬で初滑り

2024年12月20日 | スポーツ
昨日から白馬八方尾根スキー場に来ています。昨日は雪で視界が悪かったですが、今日は快晴。白馬三山、五龍岳、鹿島槍ヶ岳が良く見えました。


スキーヤーの8割方は外国人ですね。香港などアジア系が多いのが今年の特徴かもしれません。


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相次ぐ金融機関の不祥事の原因は、MoralとMoraleの欠如から

2024年12月17日 | ニュース
  三菱UFJ銀行の貸金庫からの行員による窃盗事件など金融機関の相次ぐ不祥事がマスコミを賑わしています。
私がかって勤めていた銀行でも、インサイダー取引事件を起こしていましたので、偉そうなことは言えませんがあえて不祥事の背景を考えてみました。
 そのシンプルな答がMoralとMoraleの欠如です。この二つの言葉の語源は道徳を意味するラテン語Moralisですが、前者が「道徳や正しい行動基準」を意味し、後者は「集団の士気や個人のモチベーション」を意味しています。
 不祥事に関する金融機関トップの会見を見聞きすると「管理体制の強化」などといったMoralに関する話ばかりで、Moraleに関する話はでてきません。
 しかし私は金融機関の不祥事の背景には、多くの行員のモチベーションの低下、平たく言うと「業務に対する熱意Enthusiasmの低下」があるのだろうと推測しています。この推測は過去のバブル期やバブル崩壊期を通じて、内外の金融機関で起きた不祥事件をベースにしたものです。
 融資や証券投資が活発化する時期において、それらの分野に従事する人々の評価はあがり、報酬面でも優遇されます。一方個人営業担当者等は、リスク商品の販売等に関して大きなノルマを背負わされ、本来の金融機関のあるべき姿である「顧客に寄り添った金融サービスの提供」ができなくなっています。
 これが業務に対するEnthusiasmの低下を招いている。つまりMoraleの低下を招いています。
 Moraleの低下は、時として人生の目標設定を狂わせ、ギャンブルや過剰な消費行動へののめり込みにつながり、Moralの低下そして犯罪行為へとつながります。
 つまり金融機関が不祥事の撲滅を目指すのであれば、役職員が「顧客に寄り添う金融サービスの提供」とそれに対する顧客の評価をやりがいとするようにEnthusiasmから考える必要があると私は考えています。
 言うは易く、実践のハードルは高い話ですが。
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岩古谷山808m,奇岩絶壁連続の面白い山でした

2024年12月17日 | 
先週日曜日(12月15日)名古屋の山の会の忘年登山で岩古谷山に登ってきました。奇岩や絶壁が多く、面白い山ですが、名古屋駅から車で1.5時間とアプローチが長いので、地元の人以外に登る人は少ないのではないか?と私は考えています。写真は男滝です。現在は水が涸れていますが、雨の後は豪快な滝が出現するそうです。なかなかのスケールですね。

巨岩にしがみつくように伸びた木の根。
岩場を登る登山道ははしごが連続です。危険な個所はありませんが、高度感を楽しむことができました。









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