キンポウゲ科のヒキノカサではないかと思うのですが、まったく自信がありません。水辺の草原に群れて咲いていました。高さ15センチぐらい。
キツネノボタンやウマノアシガタの仲間であることは間違いないと思うのですが……。
キツネノボタンやウマノアシガタの仲間であることは間違いないと思うのですが……。
ヒキノカサということで話を進めますが、名前の意味は「カエルの傘」。「ヒキ」は必ずしもガマガエルだけではなく、カエル全般を指すのでしょう。少なくとも、私が育った高知ではそうでした。
カエルの傘といえば、「鳥獣戯画絵巻」にカエルが丸い草の葉を傘にしているところがあったように思います。あれよりはこの花がずっと洒落ていますね。パラソルといったところでしょうか。
小さなカエルがこの花を傘にしているところを想像すると、実に微笑ましい。良い名前をつけたものです。