午前中は良いお天気だったのが、午後から荒れ模様。気温も、朝は暑かったのに、夕方は肌寒く感じられました。
雨混じりの風でトマトの枝が傷ついてしまった。悔しい。
雨混じりの風でトマトの枝が傷ついてしまった。悔しい。
今日のステレオグラムはフタリシズカ。センリョウ科の多年草。
「シズカ」とは源義経の妻・静御前のこと。「「賎(しず)や賎(しず)、賎(しず)の苧環(おだまき)繰り返し、昔をなすよしもがな」の歌で有名な、能の「二人静」にちなんで命名されたようですが、花としてはむしろ同科のヒトリシズカの方が有名で、多くの人に愛されているのではないでしょうか。
ヒトリシズカがひっそり小さく咲いているのに比べ、こちらは大柄で葉っぱも広く、お姫さまと女相撲ぐらいの差がある――といったら言いすぎでしょうか。
花穂はふつう2本のようですが、この個体には4本あります(四人静!)。白くて丸いひとつひとつが花です。
フタリシズカは、夏から秋にかけて茎の下部から閉鎖花をつけた花序を出すそうです。見てみたいものですが、はたしてそれまで覚えていられるものやら……。