今日は曇って涼しかった。ホッとします。
夏至から11日目を半夏(はんげ)といい、その頃、咲くのでハンゲショウと名づけられたとか。
あるいは、葉っぱが半分だけ白くなるので半化粧というのだという説も。カタシロクサ(片白草)という呼び名もあります。
字面では「半夏生」が好きです。なんとなく涼しげな雰囲気があって。「半化粧」は暑苦しいし、だらしないでしょう?
ところで、なぜ夏至から11日目を「半夏生」というかといえば、その頃、ハンゲ(半夏)が生えるからだというのです。
半夏はカラスビシャクの漢方名。
つまり、暦日を媒介にして、カラスビシャクとハンゲショウとはつながっているのですね。なんだか奇妙なご縁。
写真は近所のアパートの入り口に生えているのを撮らせてもらいました。
ハンゲショウはドクダミ科の多年草なので毎年、同じ場所で見ることができます。