どんよりと蒸し暑く、時おり雨もパラパラと……。典型的な梅雨の一日でした。
いつもの散歩コースで総合体育館の広場に寄ると、芝生のあちこちにポコポコと白くて丸いものが出現しています。直径1~2センチ。
ホコリタケだと思いますが、図鑑に出ているのとはちょっと違うかな。ホコリタケの仲間は日本に10数種あるそうなので、そのうちのひとつなのかもしれません。
デジカメで写真を撮っていたら、女の人が近寄ってきました。
「それ、何です?」
「ホコリタケだと思います。もっと時間がたって大きくなると、中から胞子がホコリのように出るんです」
「そうなんですか。初めて見ました。食べられます?」
キノコだとすぐ「食用になるかどうか」が気になるんですかねぇ。
「若くて固いうちは食べられるようですよ」
と教えてあげましたが、当方も食べたことはありません。身はハンペンのような感じらしい。どんな味なのでしょう?
この写真だと、和菓子のようでかなり美味しそうに見えますよね。