惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

七竈

2011-06-27 20:42:11 | 自然
 小雨が降って涼しかった。助かります。

Nanakamado1106 今日のステレオグラムは、少し前の写真になりますが、散歩コースの公園に生えているナナカマド。バラ科の落葉高木。(カマドという漢字はなかなか書けないですよね)
 材質が硬くて燃えにくく、竈に7回くべても燃え尽きない、というのが命名の由来だとか。良い木炭になるそうです。そういえば備長炭になるウバメガシも硬い木でした。

 初夏の白い花、秋の紅葉、赤い実と見どころの多い木で、庭に植わっているのを見るとうらやましく感じます。大きくなるので、広い庭でないと似合わないですしね。

 〈小説推理〉8月号が発売になりました。担当しているSFレビューで次の4作を取り上げています――

  • パオロ・バチガルピ『ねじまき少女〈上・下〉』(田中一江+金子浩訳、ハヤカワ文庫SF)
  • R・A・ラファティ『翼の贈りもの』(井上央訳、青心社)
  • フィリップ・K・ディック『アジャストメント――ディック短篇傑作集』(大森望編、ハヤカワ文庫SF)
  • 大森望責任編集『書き下ろし日本SFコレクション NOVA4』(河出文庫)
 『ねじまき少女』は今年1~2の話題作になるでしょう。バンコクを舞台にした近未来エスニックSF。エミコという日本製遺伝子改変人間が活躍します。