小雨が降って涼しかった。助かります。
今日のステレオグラムは、少し前の写真になりますが、散歩コースの公園に生えているナナカマド。バラ科の落葉高木。(カマドという漢字はなかなか書けないですよね)
材質が硬くて燃えにくく、竈に7回くべても燃え尽きない、というのが命名の由来だとか。良い木炭になるそうです。そういえば備長炭になるウバメガシも硬い木でした。
初夏の白い花、秋の紅葉、赤い実と見どころの多い木で、庭に植わっているのを見るとうらやましく感じます。大きくなるので、広い庭でないと似合わないですしね。
〈小説推理〉8月号が発売になりました。担当しているSFレビューで次の4作を取り上げています――
- パオロ・バチガルピ『ねじまき少女〈上・下〉』(田中一江+金子浩訳、ハヤカワ文庫SF)
- R・A・ラファティ『翼の贈りもの』(井上央訳、青心社)
- フィリップ・K・ディック『アジャストメント――ディック短篇傑作集』(大森望編、ハヤカワ文庫SF)
- 大森望責任編集『書き下ろし日本SFコレクション NOVA4』(河出文庫)