昨日、今日と東静岡駅前で開かれた第50回日本SF大会「ドンブラコンL」に行ってきました。
「ドンブラコン」という名称は会場のコンヴェンションセンター「グランシップ」が船の形をしていることから、大会そのものを航海に見立てたものらしい(開会式を司会した池澤春菜さんはむりやり宇宙空間の旅にしてしまいましたが)。
「ドンブラコン」という名称は会場のコンヴェンションセンター「グランシップ」が船の形をしていることから、大会そのものを航海に見立てたものらしい(開会式を司会した池澤春菜さんはむりやり宇宙空間の旅にしてしまいましたが)。
折りしも台風12号の影響で、静岡は時おり激しい風雨に見舞われました。窓に打ちつける大量の雨粒を見ていると、ほんとうに荒海を航海しているように思えてきます。
初日(土曜)は、まず「SF創作講座」で提出作品の講評陣の一画に加わる。
そのあと「知の旅人・小松左京のノンフィクションを語る」。この企画の模様はNHKニュースでもチラッと流れたようです(開会式での小松左京さんへの黙祷も見られます)。
夜は会場内での交流パーティー。
一夜明けて2日目の今日は、小松さんと見学に行った際に落雷による運転ストップに見舞われるという珍しい体験をした地球シミュレーターの今を語る企画や小松左京さんのことを語る企画を覗きました。
あともうひとつ覗いた「ロシアのSFオタクを語る」という部屋では、1998年、ロシアに招かれたロバート・シェクリイがボリス・ストルガツキーから表彰されている写真を見ることができたのが大儲け。シェクリイの短編はロシアでとても良く読まれているそうです。