惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

彼岸花

2011-09-18 21:41:31 | 草花
 今日の中央競馬、中山のセントライト記念で勝ったのは「フェイトフルウォー」という名の馬。
 英語のスペルは Fateful War、意味は「運命の戦い」とでもいえばいいのでしょうか。

 こりゃまた大げさな名前をつけたものだなあ、と思ってちょっと調べてみると、特撮テレビドラマ「侍戦隊シンケンジャー」の劇場版『侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦』の英語タイトルが「 The Fateful War 」なんだそうですね。
 もしかしたらこれからとったのでしょうか。
 堂々たる勝ちっぷりだったので菊花賞では注意してみます。

Higanbana1109b 今日のステレオグラムはヒガンバナ。ヒガンバナ科の多年草。

 夏の間はまったく姿を見せず、この季節になると花茎をぐんぐん伸ばし、派手な花を咲かせます。
 大きな花のように見えますが、これはいくつもの花が集まったもの。ひとつひとつの花は、紐状でそりかえった花びらが6枚、オシベが6本、メシベ1本からできています。わかりにくいですが、柱頭が大きめのメシベは見分けがつくかな。

 目立つ花ですが、日本のヒガンバナは3倍体で実をつけず、原産地・中国には実をつけるものがあるそうです。

 花が終わった後、晩秋から春にかけて葉を広げ、他の草が繁らない間に球根にデンプンを貯めこみます。ヒガンバナは他の植物が生えないよう、化学物質を周囲に発散している(アレロパシー/他感作用)ので、それも繁殖に有利に働いているようです。
 植物もいろいろと戦略を巡らしているのですね。